- 今日も体調は停滞中。
相変わらず続く微妙な頭痛にカロナール使用、どうもPEFがあがる気配のない喘息にプレドニン投入。
頭の回転の悪さもなかなかのもの、という状態。
なのだけれど、結構ご機嫌。何故か?
それは、昨日芥川賞・直木賞の発表があったから!o(^▽^)o
賞発表の時期は覚えていなくて、毎回ニュースになって初めてそんな時期かと思うのだけれど、直木賞受賞者・候補者の中にお気に入り作家の多い私にとって、この賞の発表はとても楽しみなものの1つ。
この度両賞を受賞した川上未映子さん、桜庭一樹さんの作品は読んだことがないので、これを機会に読んでみようかな。
直木賞受賞者の中で最も最近読むようになった作家さんは石田衣良さん。
テレビのコメンテーターとして出演しているのを見て、何となく自分は好きじゃないタイプの人かなぁと思ったのに、何故か作品を読んでみたいとも思った。
そういうときは、迷わずにGO!
という経緯で石田衣良さんの直木賞受賞作品を探しに本屋へいったのが去年7月。
でも、目的の本は置いていなくて、新刊だった『約束』がおいてあったのでまずそれを読むことに。

ということで、直木賞受賞作品をますます読みたくなり、ようやく遭遇したのが昨年10月末。

基本的に乱読・流し読みの多い私だけれど、これはもうすでに5回くらい読んでます。
タイトルは主人公の年齢、14歳を表している。
縦も横も大きい少年。
小柄で頭のよい少年。
ウェルナー症候群の少年。
かなり平凡な感じの少年(主人公)。
この4人がただ仲がよいという次元を上回ってつながっている感じ。
14歳の平凡な日々がやりとりが、平凡でない事態でのやりとりがとてもほほえましく暖かい。
文面に感激したり、自分が14歳だった頃を思い出したり、この子たちがどんな大人になるのか思い描いたり。
読み直す度に新たな感銘あり、という感じ。
(ぼんやりと、乱読しがちなので、読み飛ばしちゃってたりしている部分も多いけれど)
2003年の作品なのに、様々な設定があまり古く感じられないのもちょっと驚き。
(読みながら何時の作品だっけ、と確認した。)
これからも何度も読み直すだろう、お気に入りの本です。
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