「NEWS ZERO」末期ガンの22歳女性の言葉と、自分の気持ち。 | 「慢性疲労症候群(ME/CFS)」と「制度の谷間」界隈の備忘録

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慢性疲労症候群(ME/CFS)・線維筋痛症(FM)患者で、電動車椅子ユーザー。医師診断PS値8ですが、感覚的には「7寄りの8」。
Twitterでの、情報共有に限界を感じ、暫定的にブログを立ち上げました。

更新できる気はあまりしないので、不要になったら閉鎖するかもしれません。

念のためお断りしておくと
「重症疾患等の画像は見たくない」
…という方は、
閲覧されない方がよいかもしれません。

末期がんの若い女性患者さん
の動画なので。


ただ、個人的には、
疾患とともに生きる」上で、
彼女の姿勢
共感する部分も多々あるので、
多くの方に見ていただきたいなと。

(彼女の行動自体は、無茶するなあ、
と思う部分もありますが。

それは、年齢によるものもある気もしますし、
やはり疾患特性(致死性など)も
多少は関係するようにも思います。

そこを差し引いても、
すごく共感するものが、あるのです。)


山下弘子さん。
19才で2kgもの巨大肝癌が見つかり、
「余命半年」と宣告されたそう。

奇跡的にそのガンは摘出できたものの
その後も、肝臓・肺にガンが転移。
今も肺に20個ほどのガンがある。

日本テレビ「NEW ZERO」
2月に放映された動画が、
Ⅰヶ月ほど限定で閲覧できるそうです。

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ガンで余命宣告...22歳女性 新たな治療に挑戦のワケ
http://www.ntv.co.jp/zero/movie/index.html?embed=FoMXl0czrthqcxEPbk8J9sLyfshVXwt5#ooid=FoMXl0czrthqcxEPbk8J9sLyfshVXwt5
"肝臓に巨大ながんがみつかり、余命宣告された22歳女性。末期ガンと闘う彼女は今、新たな治療に臨んでいます。しかしそれは、高いリスクを伴うものでした。"

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このⅠ本だけでは、ちょっと伝わりきらない
かもしれないので…

雨上がりに咲く向日葵のように ~「余命半年」宣告の先を生きるということ/山下 弘子

¥1,393
Amazon.co.jp


この書籍のまえがきにこうあります。

がんを患いながらも、今を幸せに生きる


間の本文には、彼女自身の
発症後からの、、そして心境の変化
率直に綴られています。

・余命宣告を受けた後の絶望
・がむしゃらに前向きに突き進んだ時期
・がんの再発・転移・重い副作用
・使命感に突き動かされて
・取材後の「等身大の自分」とのギャップや誹謗中傷
・「がん=不幸」?「大学除籍=負け組」?


なにより、私自身がいいなと思うのは
最後の文章です。

「この本を読まれて、少しでもテキトーな私に
 興味をもった方は、
 機会があったら、私の個人ブログを
 読んでもらいたいです。

 絶対に驚くはずです。

 まったく推敲をしていない駄文が並び、
 そして、Ⅰ日違いで
 いっていることが全然違う!

 そして「なんなんだ、こいつは!」と
 テキトーな私を
 あざわらってくれればいいかと。

 きっと、それも
 今を生きる私です。」



また、本文中にこうあります。

「四六時中がんを意識している
 わけではありません。

 むしろ、日常生活において、
 病院に行く、
 誰かに自分の状況を説明する、
 テレビでがんの特集がされている、
 本屋さんで
 がん関連の本を見る、といった
 きっかけがなければ、私の場合、
 思い出すことはありません。

 ・・・

 私はがん患者ですが、
 がん患者だけが
 私のアイデンティティではないのです。」


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私自身は、慢性疲労症候群発症後、
とにかく活動できる時間が
大幅に減りました。


今のところ、治療法がない疾患
少しでも生活の質を上げるために
様々な情報が欠かせません。

起きて多少何かできる数時間は、
疾患関連の情報を探したり、
発信していることがかなり多いです。


ブログやTwitter、Facebook等
ネットで発信することも、
人に会って話すときにも、
どうしても、疾患絡みの情報が
ほとんどになります。


でも、それは
日々の生活に必要だから
「数年来、ほとんど人と会っていないので
 説明が必要になるから」
ただ、それだけの理由です。


伝わる人にだけ伝われば、
いい話ではありますが。

ほんの少し会って話す、
その間に伝えきれないことも、あるので。



ちなみに、こちら↓が
山下弘子さんのブログです。
今を生きる
http://ameblo.jp/hiroko2929/
よかったら、一度見てみてください。