午後から切らした食材の買い出しに
売り場には高級練り物や煮物がずらりと
一人だと食べきれないのでいつも
小さな練り物セットを購入しています
まだ早いかと思いましたが消費期限は7日
面倒なので買ってしまうことにしました
小さな紅白の蒲鉾に伊達巻のセット
黒豆と栗きんとん
年越し用のそばやネギ
そば・雑煮用の鶏もも肉で終了です
もも肉は小分けして冷凍保存します
毎年葛藤するのが三つ葉問題
年末の特別価格で三つ葉が並ぶこの時期に
買うのか買わないのかが悩みどころ
元日の自分を想像するとやっぱり
そこには三つ葉があって欲しいと
思ってしまうのが人情
大晦日は品切れが多いので
30日あたりに買いに行く予定です
(1)伊達巻のこと
セットのため伊達巻も買いましたが
正直なところあまり好みではありません
魚でもあり玉子でもある立ち位置と
かなり甘く味付けしてある所がなんとも
おせち料理全般に言えることですが
甘く濃い味付けになっているので
苦手だと言う人も多いと思います
本来のおせち料理の味付けは
以前はここまで甘くなかったと
テレビの特集で見たことがあります
大手百貨店が予約のおせち料理を
販売し始めてからのことだそうです
前倒しで大量に製造するためには
それだけ日持ちさせる必要があります
砂糖を加えることで長持ちさせ
大量販売を可能にしました
ちょうどその頃を境にして
レシピ本のおせちの砂糖の分量も
どんどん増えていったそうです
(2)甘くない伊達巻
以前の勤務先では年末の時期に
手作りおせちの調理実習をしていました
いわゆる「行事食」の学習です
そのなかに伊達巻もありました
はんぺんと鶏卵と砂糖を
フードプロセッサーにかけるだけで
とても簡単にできると聞きました
味わいはほんのりした甘さで
とても美味しかったことを覚えています
それこそ大晦日が大忙しでしょうが
自分で作ると砂糖も加減できて
本来の美味しさになるものだと
当時はいたく感心したものです
かといって自分で作ろうとは
思えないのも事実
なかなか減らない伊達巻きと
格闘する未来がもう見えています