梅雨明けしたとはいえ湿度が80%超え。
エアコンを使用しないと置き時計の警告表示が
「熱中症・食中毒・カビダニ」の3つで常に点灯します。
エアコンのクリーニングを初めてお願いしてみたのですが、
カビ臭さから解放されたのでとても快適になりました。
不思議なことに飼い猫はエアコンのない部屋でくつろぎます。
毛皮を着ているのに暑くないんでしょうか。
今日も前回の続き、親知らずです。
(1)翌日の体調不良
抜歯翌日に消毒のため通院をしました。
朝から顔を上げているのが辛く何やらクラクラします。
鎮痛剤の副作用かと思っていました。
帰宅途中にコンビニでプロテインドリンクと蒸しパンを購入。
水分だけでも採ろうと思いますが嚥下痛が邪魔をします。
夜になると急にゾクゾクと寒気がしてきました。
検温すると37.8度。
湯たんぽを抱えて横になりますが唾液が飲み込めず、
ほとんど眠れませんでした。
(2)3日目以降のこと
翌朝に検温すると36.8度に下がっていました。
このあたりから鼻の奥の方から透明な液体のり状のものが
ひたすら出続けました。
とめどなく喉に落ちてくるのでイガイガして咳き込みます。
喉も腫れてしまい嚥下痛よりもひどい状況に。
仕方ないので市販の鎮痛剤を服用して効き目のあるうちに飲食を済ませることに。
結局この日から5日目までは37~38度の発熱が続き、
痛み止めも効果が薄く固形物が飲み込めませんでした。
7日目にかかり付け医に相談し鎮痛剤と胃薬を処方してもらいました。
この頃には鼻汁も止まり痛みも薬で抑えられたので、
やっとまともに眠ることが出来るようになりました。
(3)思わぬ贈り物
長年苦しめられてきた親知らず君でしたが、
最後に大きなプレゼントを置いていきました。
それは「嗅覚」です。
これまで自分でも気づかずに生きてきましたが、
どうやら20~30年近く匂いが分かっていなかったようなのです。
この一件で鼻の上から目の下あたりにスースー空気が通るように。
はじめのうちは強く吸い過ぎてしまうのでクラクラするほど。
これまでの嗅覚が1とすれば10~20くらいに強く感じます。
空気に混じる土の匂いや水の匂いも分かるように。
食べ物は味も強く感じられるようになり全てが初体験の味に。
おそらく小学生の頃に花粉症を発症して以降、
臭いが分からなくなっていたものと思われます。
嗅覚が戻って以来、色々な食材の味を確かめています。
本当はこんな味だったんだなぁと感慨もひとしお。
辛すぎる1週間でしたがこのことだけは大収穫でした。