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右足の調子がよくありません。

 

足裏・くるぶし・ふくらはぎだけでなく、太ももまでの筋肉がこわばります。

 

左足は足裏に少し芯が残る程度。

 

左右差が出ているため、右足を念入りにお灸でほぐしています。

 

今回はPS値についてです。

 

 

(1)患者の生活レベルを示す指標

 

PS値はパフォーマンス・ステイタスの略です。

 

患者の疲労・倦怠の程度を0~9の10段階で表します。

 

PS値 疲労・倦怠の程度
0 倦怠感がなく平常の社会生活ができ、制限を受けることなく行動できる。
1 通常の社会生活ができ、労働も可能であるが、疲労を感ずるときがしばしばある。
2 通常の社会生活はでき、労働も可能であるが、全身倦怠感のため、しばしば休息が必要である。
3 全身倦怠感のため、月に数日は社会生活や労働ができず、自宅にて休息が必要である。
4 全身倦怠感のため、週に数日は社会生活や労働ができず、自宅にて休息が必要である。
5 通常の社会生活や労働は困難である。軽作業は可能であるが、週のうち数日は自宅にて休息が必要である。
6 調子のよい日には軽作業は可能であるが、週のうち50%以上は自宅にて休息している。
7 身の回りのことはでき、介助も不要であるが、通常の社会生活や軽労働は不可能である。
8 身の回りのある程度のことはできるが、しばしば介助がいり、日中の50%以上は就床している。
9 身の回りのこともできず、常に介助がいり、終日就床を必要としている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

 

(2)自己評価の難しさ

 

通院のたびに現在の諸症状とあわせてPS値を自己評価し提出します。

 

休職前の時点でも言われていましたが私の認識はずれているようです。

 

通院しながら勤務を続けていた時の自己評価は4でした。

 

休職して1年経過した現在の自己評価は2でした。

 

しかし実際のところはその評価より1~2上の状態と言われます。

 

 

(3)ずれの生じる要因

 

当初から評価がずれてしまった理由は職業の特性にあると思われます。

 

授業時は板書と机間巡視以外は座った状態でした。

 

空いたコマはデスクワークが中心です。

 

部活動についても配慮をいただくなど、相当の減免をしてもらいました。

 

常時の立ち仕事や力仕事ならば、一日すら働けなかったと思います。

 

週末以外は働けているからPS値は「4」。そんな風に評価していました。

 

もう一つの要因は、健康だった頃の状態を覚えておらず悪い時を基準にしてしまうことです。

 

休職直後は上半身の症状も重く、病気であることが自分自身よく分かっていました。

 

ところが現在は立ち上がらなければ割合元気に過ごせています。

 

足の具合も以前に比べればマシな状態です。

 

そのため目が覚めるたび、治ったのではとか、働けるのではと思ってしまうのです。

 

 

発症時と比較すれば現在は天国のよう。

 

でも正常な状態ではありません。

 

治ったと思いたい気持ちも影響しているのかも知れません。

 

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