2度目の発症以来1年2か月のあいだ週1回の通院を続けています。
働いていた頃は1週間身体をもたせるのがやっとの状態でした。
4月から休職に入り少しずつ改善がみられるようになりました。
今回は通院する際に困ったことを書いてみようと思います。
(1)立っていられない
働いていた頃は毎週土曜日に通院をしていました。
高速バスと電車を利用していますが土曜日となると利用客が増加します。
バス停のベンチは混雑時には座ることができません。
パーソナルスペースの問題だと思いますが1~2人分空けて座る人も多く、
空いているのに座れないこともしばしば。
ベンチの背もたれに手をかけて体重を分散するように立っていました。
(2)駅のホームまでの道のり
目当てのホームに至るまでの道のりはかなり厳しいものがありました。
単純にホームまでの距離が長いことに加えどこにも階段が待ち受けています。
全ての駅にエレベーターが完備されているわけではないことに初めて気付ました。
(3)人を待たせてしまう
階段を利用する際には手すりにつかまり途中で休みながらの状態でした。
後方から人が来るとどうしても待たせてしまうことになります。
追い抜けるだけの幅がある階段なら良いのですが狭い階段の場合はそれもできません。
焦ったり申し訳ない気持ちになったりします。
お年寄りの方が階段で難儀する気持ちがよく分かるようになりました。
(4)荷物が持てない
症状がすすむにつれて身体にかかる重力が何倍にもなります。
そのため荷物を極力減らすようにしました。
バッグや財布自体の重量にも耐えられず小さいものに買い替えました。
衣服も1枚余計に着るだけで鎖かたびらのように感じます。
肌着1枚、コート1枚を吟味しながら負担にならないよう着用しました。
ハクキンカイロ用のベンジンも重たいので通販サイトで購入するようにしました。
身体が動かなくなると世界が全く違ったものに見えました。
バリアフリーの言葉には馴染みができてきましたが、
まだまだ健常者が中心の世界なのだと自分がこうなって分かりました。