先日職場に復帰する夢を見ました。
その設定はとても現実的で「治らないまま復帰」するというもの。
どのみち夢なんだから完治した設定で自由に動けばよいのに。
具合の悪い状態が日常として認識されているからなのでしょう。
この病気には不眠と過眠の症状が見られます。
今回はそのことについて書こうと思います。
(1)発症前の不眠症状
発症の1~2か月くらい前から2~3時間早く目が覚めるようになりました。
労働時間から考えると身体は相当疲れているはずです。
でもアラームよりも早く目が覚めてしまいます。
起床してすぐに読書ができるくらい頭は冴えていました。
睡眠時も頭が休まらない状態だったと思われます。
(2)発症してからの不眠症状
発症してからも不眠が続きます。
脳がうっ血するため後頭部は常に熱をもった状態になります。
肩から頭にかけての筋肉のこわばりで血流が悪くなることが原因のようです。
シャットダウンできないPCのような状態となり寝つきも悪くなります。
また筋肉がこわばると全身の血流が悪くなり水が溜まります。
全身が冷え膀胱も硬くるため夜間頻尿に悩まされました。
このことが不眠に拍車をかけました。
(3)現実的な夢(悪夢)をみる
睡眠時にも脳が休まらない状態が続くため毎晩夢を見ます。
その内容は具体的で悪夢を伴う場合が多いです。
昨日の続きの仕事をする夢だったり親族が死ぬ夢だったり。
誰かに追われる夢の時もあれば激しい口論をする時もあります。
日中の記憶が大きく影響し仕事やニュース読んだ本の内容がアレンジされます。
犯罪などのニュースや記事サスペンス小説などは目に入れない方が良いようです。
(4)治療開始してから
治療を開始して3か月程度で以前よりも眠れるようになってきました。
睡眠時間はほとんど変化しませんが深さが改善していったように思います。
「ぐっすり」眠れた感があった朝を迎えた日。
眠るというのはこういうことだったなとようやく思い出しました。
(5)その後の過眠症状
休職してから3か月が経過する頃です。
起床してから2~3時間で強烈な睡魔に襲われるようになりました。
そのまま昼近くまで寝てしまうことが続きました。
医師からは「まだ余裕がないのでしょう」と言われました。
最近は午後は起きていられるようになってきました。
夜間の睡眠の質が高まっている証拠だと思われます。
不眠や頻尿など当初は加齢のためと考えていました。
思わぬ病気の前触れである可能性があります。
(40歳では早朝に起きたり排尿の障害がでたりはしないそうです)
思い当たることがあれば早めに原因を探すことが大切だと思います。