そうですね。
スパイクが脱げたからってすぐにピッチの外にでるなんて
かっこ悪いじゃないですか。まして味方が攻められてる時ですよ。
むしろ、ソックスじゃすべるので、どうせなら裸足になろうかと思ったくらいです(笑)
レガースがないから危ないって?
心配ご無用。僕の脛の骨は固いんです。レガースなんて飾りです。
ユースの時に森脇君と砂の入ったビール瓶で叩き合っていましたから。
テレビ以外にやることないからずっと叩いてたんですよ。3年間毎晩。
ビール瓶?もちろん寮長さんが飲んだビールですよ(笑)
漫画のような鍛え方?
馬鹿にしてるんですか?嘘じゃないです。
見てくださいよ。このぶっとい脛、そしてこの脛毛を。
僕は脇汗もすごいんですが、脛汗もすごいんです。
保湿効果も抜群ですよ!(笑)
というのは半分冗談ですが、とにかくスパイクが脱げただけで
動揺するわけにはいかなかったんです。
でも、後で拾いにいくのがめんどくさかったので
しばらくスパイクを手に持って走っていましたが
スパイクの臭いが思ったより難しい臭いで、そっちが気になりすぎて
集中力がきれる前にスパイクをピッチの外に放り投げました。
ただ投げ捨てるのはかっこ悪いので、
マラソンの高橋尚子さんをイメージしました。
サングラスをかっこよく放り投げたじゃないですか。アテネで。
衝撃のラストスパート、僕もみせたかったんです(笑)
でも、正直水を刺されましたよ。
スパイクを投げた場所が悪かったんですね。
僕の幸せのブーケを拾ったのはミシャでした。
スパイクを拾うやいなや、臭いを嗅いでましたね。
しかも結構念入りに。
監督はやはり臭いフェチだったんです。
でもそんな監督だからこそ、何をいいだすかわからない。
みるみる顔が真っ赤にそまっていきます。
ああ、やばい!と思ったその瞬間、
「マキーッ!ブラボー!」
滅多に褒めてくれない監督が僕を褒めてくれたんです。
監督は声がでかいし、正直恥ずかしかったです。嬉しかったけど。
でもあの恥ずかしさがなければ、その後に得点を決めることをありませんでした。
僕は自分でガラスの靴をひろったんです。臭いなんて関係ありません。
槙野智章のシンデレラストーリーは始まったばかりですよ!
来週の横浜編もご期待ください!