岐阜のサイドバックには吉村光示がいる。
忘れもしない高校2年時の南宇和合宿。
1、2年生中心の3軍相手だとそこそこいい勝負ができていたのだが
1.5軍、2軍だと歯が立たず、南宇和の1軍には10-0で負けた。
吉村ともうひとりのずんぐりしたボランチが実に驚異的で
うちのプレッシングをかわしてガンガン前にあがってくる。
飛び込んだらスルーパス、引いたらミドルシュートという感じでまったく成す術がなかった。
個人的にもまったく駄目で、かなり監督に怒られたことを思いだした。
後輩のセンターバックが南宇和のエースだった清水和正とやりあっていたのに
自分はもうバテバテで話にならなかった。
あのときに対戦した無名のFWの駆け引きがまだ頭の中に残っている。
10-0で勝ったにも関わらず、石橋監督は南宇和の選手達のとこで
「こんなんじゃ駄目だぞ!」とかなり駄目だしをしていたのがショックだった。
その南宇和で10番を背負っていたのが吉村光示。
スピードはそうでもなかった気がするけど、テクニック、フィジカルは半端じゃなかった。
石橋先生の前だったからかもしれないけど、実に好青年だったし。
30過ぎてもプロでやってるのはすごいこと。真面目なんだと思う。
ということで、少なくとも自分のサッカー観、プレーに影響を与えてくれた選手が
ピッチにたつのは素直に嬉しい。
怪我なく、少しでも長く「プロ」として活躍して欲しい限り。
広島戦以外は応援してます。