入社2日目、今日から頑張るぞ~と張り切って出社した私。
始業時間を過ぎても、誰からも指示がないので、上司のところに「何か、お手伝いできることはありませんか?」と聞きに行ったんです。「そうだね~、皆に聞いてみて」と言われ、皆さんのデスクに御用聞き廻り、でも、全員から「何もありません。」唯一、昨日、入社の書類を書く時に、話した人か「座って待ってて、後で、ファイリング頼むから。」との有難いお言葉。30分程気まずい想いでデスクに座ってると、ファイルする書類到着、でも、10分程で仕事終了。「ファイリング終わりました。あとは、何かできることありませんか?」と聞くと、「今のところ何もない。」との、極めて事務的な返事が返ってきただけ。
「私って、入社早々、嫌われてるの?」と不安に。
昨日は、気付かなかったけど、この部屋の雰囲気、空気がピンと張りつめているというか、殺伐としているというか、何か異様な雰囲気。もしかして、私は、とんでもないところに来てしまったのかなあと不安になってきたのです。
自分のデスクから、周囲の様子を伺ってると、午前中、仕事をくれた人が「昼の休憩に入っていいよ、皆、11時から2時までの間の1時間、適当に休むから」と言ってくれた。昨日も同じだった。
昨日の昼時も、思ったんだけど、皆、一人で昼休み過ごしてるみたい。座っているだけで、することがない私は、早速、昼休みに・・・昨日、飲み物は、無料だから、好きなだけ冷蔵庫から取っていいと言われてたので、冷蔵庫のある部屋へ・・・そこには、飲み物や仕事に使う備品の補充をする仕事をしてる女性が一人いて、私に話かけてくれました。「どう?伏魔殿の感想は?」「あんた、いい人みたいだから、ボロボロになる前に逃げ出したほうがいいんじゃないの?」とのこと。「ど、どういうことですか?」と私。その女性からは、一言「人の仕事を奪い取る位じゃないと、ここじゃやっていけないよ。」
そうか、そういうことのなか・・・。飲み物取って、鞄に入れて、パンを買って外のベンチで一人休憩。周りには、制服来た日本の会社のOLさん達が楽しそうにオシャベリをしてる。明日からは、本を持ってこようと思った。
休憩が終わった私は、上司に電話に出てもいいのかを確認して、電話の使い方を聞いて、早速、電話に出始めた。上司がくれたデスク毎の内線番号に、座ってる人の名前を記入。名前を忘れてしまった人は、歩きながら
パーテーションに付いてる名前をチェックした。
来る電話、来る電話、真っ先に取って、電話交換手状態。通路挟んで、隣の席に座ってる女性が、私の方を見て、鼻先で小馬鹿にしたような笑みを浮かべたことを私は見逃さなかった。
二日目で、ここでは、指示待ちをしていては駄目なんだ。自分から動かなければ話にならないんだということを学習したのであった。