彼の時代の前には、これは神の御子の位に従う聖なる神権と呼ばれていた。
「個人の神権の責任」2003年10月、ラッセル・M・ネルソン、十二使徒定員会
神権を持っているということは,自分の召しを尊んで大いなるものとする個人の責任があることを意昧します。あらゆる奉仕の機会を通して,神権の力を増し加えましょう。また,身だしなみにおいても,生ける預言者たちの模範に従ってください。そうすることは,「神の御子の位に従う聖なる神権」(教義と聖約107:3。ジョセフ・スミス訳ヘブル7:3;アルマ13:1も参照)の重要性を真に理解していることを暗黙のうちに表明していることになります。
兄弟の皆さん,メルキゼデク神権を行使する機会があるときに,自分は何をすべきか深く考えてください。人の頭に手を置くとき,皆さんは祈りをささげるのではありません。祈りにはもちろん権能は必要ありません。皆さんは主の御名によって任命し,聖任し,祝福し,語る権能を与えられているのです。(教義と聖約1:20,38;84:19-22,26-27;107:18-20;124:39-46;133:6参照)次の主の約束を忘れないでください。「だれでもあなたが祝福する者をわたしは祝福し」(教義と聖約132:47),「わたしはあなたにわたしの御霊を授けよう。……そのとき,あなたは知るであろう。すなわち,……わたしから与えられると信じながら信仰をもってわたしに願うことで,義にかかわることは何であろうとすべて知るであろう。」(教義と聖約11:13-14)
