まことに、わたしはあなたがたに言う。わたしは、一つの家を建てるようにという戒めをあなたがたに与えた。わたしはこの家の中で、わたしが選んだ者たちに高い所から力を授けようと考えている。
「神権の鍵という賜物を喜ぶ」2024年4月、ラッセル・M・ネルソン大管長
地上に神権の鍵が回復されていなければ, 自分の人生がどうなっていたか考えてみてください。(主がジョセフ・スミスに,この神権時代は「何事も隠されることのない」(教義と聖約121:28)ときであると告げられたのは,これらの神権の鍵が地上に回復されたためでした。)神権の鍵がなければ,神の力を授かることはできません。(教義と聖約95:8;109:22参照)神権の鍵がなければ,この教会は重要な教育組織,人道支援組織として役立つだけで,それ以上の役割は果たせなかったことでしょう。神権の鍵がなければ,だれも,愛する人と永遠に結ばれて,神とともに暮らすことを可能にする儀式と聖約を受けることはできなかったのです。
神権の鍵により,末日聖徒イエス・キリスト教会は,地上のほかのいかなる組織とも区別されます。ほかの多くの組織は,この現世での生活をより良いものにすることができますし,そうしています。しかし,現在にも将来においても,死後の生活に影響を及ぼすことができる組織は,ほかにありません。(教義と聖約132:45-46参照)
神権の鍵が与える権能により,わたしたちは聖約を守るあらゆる男女に,アブラハムに約束されたすべての祝福をもたらします。神殿の業は,いつ,どこで生きていたか,今どこで暮らしているかにかかわらず,すべての神の子供たちに,アブラハムに約束されたこの上ない祝福をもたらします。神権の鍵が再び地上に回復されたことを喜びましょう。
神権の鍵が回復されたカートランド神殿
