神にかかわる事柄を目にし理解できるように、御霊の力によってわたしたちの目は開かれ、わたしたちの理解に光が注がれた。
それらの事柄は、世界が存在する前に初めからあったこと、まことに初めから御父の懐におられた御父の独り子を通して御父によって定められたことである。
「堅固な土台」2002年4月、ラッセル・M・ネルソン、十二使徒定員会
この教会は永遠の真理の原則という、独特な岩盤の上に築かれています。兄弟姉妹、わたしたちが携わっている聖なる大義は1820年にニューヨーク州で始まったのではありません。ベッレヘムで始まったのでもありません。エデンの園で始まったのでもありません。永遠の福音の土台が築かれたのは、世界が創造される以前のことでした。
この事実は聖文の中で繰り返し確認されています。わたしは地球が創造される以前の永遠について扱っている聖文を研究してきました。心配しないでください。それらの聖文をすべて引用するつもりはありません。しかし、この話が印刷物となる時点では、その中から一部の聖句を付録に添えるつもりです。これらの目に見えない、永遠の真理は「前世から存在する柱」であって、この教会の土台を支えています。
救いの計画が備えられたのは地の基が築かれる前のことでした。(1ニーファイ10:18、モーサヤ15:19、アルマ12:25、30;18:39;22:13-14;42:26;教義と聖約76:12-13参照)その計画には神の王国を受け継ぐ栄えある可能性が含まれていました。(昔の人々に対して主はこう言われた。「わたしの父に祝福された人たちよ、さあ、世の初めからあなたがたのために用意されている御国を受けつぎなさい。」(マタイ25:34)古代アメリカの人々はまた、こう教えられた。「イスラエルの聖者を信じてきた者たち〔は〕世の初めから彼らのために用意された神の王国を受け継ぐ。」(2ニーファイ9:18。エテル4:19も参照))
