それゆえ、わたしはあなたがたに言う。あなたがたは互いに赦し合うべきである。自分の兄弟の過ちを赦さない者は、主の前に罪があるとされ、彼の中にもっと大きな罪が残るからである。
主なるわたしは、わたしが赦そうと思う者を赦す。しかし、あなたがたには、すべての人を赦すことが求められる。
わたしたちはだれも,国々やほかの人々の行為を,あるいは自分の家族さえも,コントロールできません。しかし,自分自身をコントロールすることはできます。愛する兄弟姉妹,今日のわたしの呼びかけは,皆さんの心,皆さんの家庭,皆さんの生活の中で激しさを増している対立を終わらせることです。短気であっても,とげとげしい言葉であっても,皆さんを傷つける人に対する恨みであっても,ほかの人を傷つけようとする気持ちはたとえ何であっても埋めてください。救い主は,ほかの頬を向けるように,(3ニーファイ12:39参照)敵を愛するように,そして人々を不当に扱う者のために祈るようにと命じておられます。(3ニーファイ12:44参照)
怒って当然と感じる怒りを解くのはひどく難しいということがあります。破壊的な行為で罪のない人を傷つけた者を赦すのは不可能だ,と思われるかもしれません。それでも,救い主は,「すべての人を赦す」(教義と聖約64:10。9節も参照)ようわたしたちに勧告されました。
わたしたちは平和の君に従う者です。今はこれまで以上に,その御方のみがもたらすことのできる平安が必要です。わたしたち一人一人が平安と調和を求めずにいて,どうして世界の平和を期待できるでしょうか。兄弟姉妹,わたしは,自分が提案する事柄がたやすいことではないことを知っています。しかし,イエス・キリストに従う者は,全世界が従うべき模範を示さなければなりません。皆さんの心と生活の中で,今激しさを増している個人的な対立を終わらせるために,できることをすべて行うようにお願いします。
