まことに、わたしは言う。人は熱心に善いことに携わり、多くのことをその自由意志によって行い、義にかなう多くのことを成し遂げなければならない。
「熱心に携わる」(英文)2012年10月、M・ラッセル・バラード長老、十二使徒定員会
わたしたちの教会歴史において、蜂の巣は常に重要な象徴でした。モルモン書では、何千年も前にヤレド人がアメリカ大陸に旅をしたとき、ミツバチを連れて行った記述があります(エテル2:3参照)。ブリガム・ヤングは、開拓者たちがグレートソルトレーク湖を囲む不毛な砂漠の荒地を、現代のような肥沃な谷に変えるよう励まし、協力する活力を呼び起こすために、ミツバチの巣を象徴に選びました。わたしたちも、彼らが共有したビジョンと勤勉な働きから恩恵を受けています。
ミツバチの巣の象徴は、多くの神殿の内装・外装に見られます。わたしが立っているこの説教台は、ゴードン・B・ヒンクレー大管長の家の裏庭にあったクルミの木でできており、ミツバチの巣の図案が彫られています。
この象徴体系はすべて、一つの事実を証しています。「多くの人々が努力して『熱心に善いことに携わり』(教義と聖約58:27)」、偉大なことが成し遂げられ、重荷は軽くなりました。もし何百万もの末日聖徒がミツバチのように主イエス・キリストの教えに焦点を当て、集中して献身したら、世の中でどれだけのことを成し遂げられるか想像してみてください。
