「強い証の持つ力」2001年10月、リチャード・G・スコット、十二使徒定員会
皆さんがイエス・キリストとその教えを信じる信仰、そして約束を成就する無限の力を主がお持ちであることを信じる信仰を行使するときに、証は強められます。(アルマ26:22;教義と聖約3:1-10;教義と聖約82:10参照) 鍵は「信仰を行使する」ことです。真の信仰には計り知れない力が伴います。しかし、その力を発揮するには従わなくてはならない原則があります。モロナイはこう教えました。「信仰とは待ち望んでいながらまだ見ていないものであることを、世の人々に示したい。あなたがたは、自分が見ていないからということで疑ってはならない。信仰か試されてからでなけれは、証は得られないからである。」(エテル12:6) つまり、皆さんが信じている真理や原則を実践する必要があるのです。そのような真理や原則に絶えす従って生活すると、わたしたちは聖霊の力によってそれらが真実であるという証を得ます。それはしばしば平安な気持ちによって示されます。心が鼓舞されることもあります。ほかの真理が明らかにされる場合もあるかもしれません。忍耐強く待ち望むなら、確信を必ず得ることができます。主は必要な理解力をわたしたちに与えてくださり、その教えが真実であることを、個人的な経験を通して証明してくださいます。主は、自ら進んで常に従う人に、御自身の律法が、約束された結果を生み出すという確信を得させてくださいます。
