ヒラマン7:20 祈り | 「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

末日聖徒イエス・キリスト教会が提供する「わたしに従ってきなさい」の聖句を学ぶために、ここではその聖句を引用している現代の預言者のお話を中心に、主に総大会からご紹介します。

今週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

ヒラマン7:20

おお、どうしてあなたがたは、神が助けてくださったその日に、神を忘れることができたのか。

 

「祈り」2001年10月、ヘンリー・B・アイリング、十二使徒定員会

ヒラマン書を見てみましょう。「おお、どうしてあなたがたは、神が助けてくださったその日に、神を忘れることができたのか。」ヒラマン7:20そして同じ書の後の部分で、神が恵みに満ちた優しさで祈りにこたえてくださった直後の、民の恐ろしいまでの行動パターンが、再び描写されています。

 

「このことからわたしたちは、人の子らの心がどれほど不誠実で不安定であるかを知ることができる。まことに、主を信頼する者たちを、主が大いなる限りない慈しみをもって祝福し、栄えさせられるということも、、わたしたちは知ることができる。

 

また、主が御自分の民を栄えさせられるまさにそのとき、まことに、民の畑と家畜の群れを増し、金銀と、あらゆる自然の貴重な品々と人工の貴重な品々を与え、民の命を助け、敵の手から民を救い出し、また宣戦することのないように敵の心を和らげ、要するに御自分の民の繁栄と幸いのためにあらゆることを行われるそのときに、彼らは心をかたくなにし、主なる神を忘れ、聖者を足の下に踏みつけるということが、わたしたちに分かるのである。これは、彼らが安楽で、非常に豊かに繁栄したためである。

 

またこのことから、主が多くの苦難をもって御自分の民を懲らしめられなければ、まことに、死と恐怖と飢饉とあらゆる疫病を下されなければ、彼らは主を思い起こそうとしないことが分かる。」ヒラマン12:1-3

 

そして、同じ章の次の節を読むと、わたしたちがなぜ祝福の源をいとも簡単に忘れ去り、信仰をもって祈る必要性を感じなくなるのか、その理由が分かります。

 

「おお、人の子らは何と愚かで、虚栄心が強く、邪悪で悪魔に従い、何と罪悪を行うのが早く、善を行うのが遅いことか。何と悪しき者の言葉を聴くのが早く、俗世のむなしいものに執着するのが早いことか。

 

まことに、何と高慢になるのが早いことか。何と誇るのが早く、あらゆる罪悪を行うのが早いことか。人の子らは何と主なる神を思い起こすのが遅く、主の勧告に耳を傾けるのが遅いことか。何と知恵の道を歩むのが遅いことか。

 

見よ、人の子らは、自分たちを造ってくださった主なる神に治められ、統治されるのを望まない。主が深い慈しみと憐みをかけてくださっているのに、人の子らは主の勧告を軽んじ、主が自分たちの導き手になってくださるのを望まない。」ヒラマン12:4-6

 

……

 

皆さんが聖文について深く考え、神と聖約を交わした事柄を実践し始めるなら、神に対する愛をいっそう深めることができ、また皆さんに対する神の愛をいっそうよく感じられることを約束いたします。そして、この愛を念頭に置いてささげられる皆さんの祈りは、感謝と願いとで心を満たしつつ、真心からささげられることになります。そして、神に頼る思いも強まります。また、恐れずに、心に平安を抱いて、神に仕える業のために行動を起こそうという勇気と決意とを見いだすことになります。常に祈るようになります。そして、将来どのようなことが起ころうとも、神を忘れるようなことはなくなるのです。

 

 

 

 

聖句とそれを引用した預言者たちの言葉2024年版(BOX)