「娘の母親を愛する」2011年10月、イレイン・S・ダルトン、中央若い女性会長
父親である皆さんは娘のヒーローです。父はわたしのヒーローでした。わたしは毎晩,玄関先の階段で父が帰宅するのを待っていました。父はわたしを抱き上げてくるりと回り,父の大きな靴の上にわたしの足を乗せて,一緒に踊りながら家に入ったものでした。父の歩みに倣うようチャレンジするのが大好きでした。今でもそうです。
皆さんの証が娘に力強い影響を及ぼすことを知っていましたか。わたしは父に証があったことを知っています。父が主を愛していたことも知っています。そして,父が主を愛していたので,わたしも主を愛するようになりました。父が夫を亡くした姉妹たちを気にかけていたことも知っています。隣に住む夫を亡くした姉妹の家にペンキを塗るために,休暇を取ったからです。わたしはそれが我が家の最高の休みだと思いました。父がペンキの塗り方を教えてくれたからです。皆さんが娘と一緒に時間を過ごして証を分かち合う方法を探すなら,娘の人生にいつまでも続く祝福となることでしょう。
モルモン書の中で,エービシは父親から驚くべき示現を受けたことを聞いて改宗しました。その後何年もの間,自分の証を心に秘め,非常に邪悪な社会の中で義にかなう生活を送りました。やがてもう黙ってはいられない時がやって来て,家から家へ走り,自分の証と王宮で見た奇跡を伝えました。エービシの改宗と証の力は,その町全体を変える助けとなりました。彼女の証を聞いて「主に帰依した〔人々〕は皆,二度と道を踏み外さ〔ず〕」,その息子たちはあの2,000人の若い兵士になったのです。(アルマ23:6。アルマ19:16-17;53:10-22も参照)
