おお、ヤコブの家よ、さあ、わたしたちは主の光の中を歩もう。さあ、歩もうではないか。あなたがたは皆、これまで悪の道に迷ってきた。
「啓示の霊」2011年4月、デビッド・A・ベドナー、十二使徒定員会
人生で直面する多くの不確実なことや困難の中で,神はわたしたちが最善を尽くし,作用される者ではなく作用する者となり(2ニーファイ2:26参照),神を信頼することを望んでおられます。わたしたちは天使を見たり,天の声を聞いたり,圧倒されるような霊的な印象を受けることはないかもしれません。神の御心に従っているかどうか完全な確信がないまま,望みと祈りをもって前進することが多いかもしれません。しかし,聖約を尊んで戒めを守り,善を行い善い人になるよう絶えず努めるなら,神が導いてくださることを確信して進むことができます。そして語るときには,神が霊感によって語るべき言葉を与えてくださることを確信することができます。それは「神の前においてあなたの自信は増〔す〕」という聖句が意味することの一つです(教義と聖約121:45)。
啓示の霊をふさわしく求めて従うときに,「主の光の中を歩〔める〕」ことをわたしは約束します(イザヤ2: 5;2ニーファイ12:5)。時々,啓示の霊は即座に強く働くことがありますが,それ以外のときは,わずかに少しずつ,そして多くの場合意識的に認識できないほど繊細に働きます。しかしどのようなパターンでこの祝福を受けても,啓示の霊がもたらす光は皆さんの心を照らして広げ,理解力に光を注ぎ(アルマ5:7;32:28参照),皆さんと家族を導き守ってくれるでしょう。
わたしは使徒として,御父と御子が生きておられることを証します。啓示の霊は実在し,個人の生活でも,末日聖徒イエス・キリスト教会の中でも作用し,実際に機能しています。これらの真理を主イエス・キリストの聖なる御名により証します,アーメン
