1テモテ2:5
神は唯一であり、神と人との間の仲保者もただひとりであって、それは人なるキリスト・イエスである。
「主の祈りから得られる教訓」2009年4月、ラッセル・M・ネルソン、十二使徒定員会
ほかにも主は,得るところが大きい祈りをなさいました。特に執り成しの祈りがそうです。執り成しの祈りと名付けられたのは,主が弟子たちのために,天の御父に執り成しをなさったからです。ヨハネ伝第17章から引用しますので,世の救い主がひざまずいて祈られる御姿を思い描いてください。
「これらのことを語り終えると,イエスは天を見あげて言われた,『父よ,……あなたの子があなたの栄光をあらわすように,子の栄光をあらわして下さい。
わたしは,わたしにさせるためにお授けになったわざをなし遂げ……ました。
なぜなら,わたしはあなたからいただいた言葉を彼らに与え,そして彼らはそれを受け,わたしがあなたから出たものであることをほんとうに知り,また,あなたがわたしをつかわされたことを信じるに至ったからです。
わたしは彼らのためにお願いします。』」(ヨハネ17:1,4,8-9)
主がなさったこの祈りから,御父に対するわたしたちの仲保者であり弁護者としての責任を,主がいかに強く感じておられたかが分かります。(1テモテ2:5;1 ヨハネ2:1;教義と聖約29:5;45:3;110:4参照)わたしたちはそれと同じように強く,主の戒めを守り,最後まで堪え忍ぶ責任を感じるべきです。(教義と聖約14:7参照)
