マタイ11:27 キリストに希望を抱く | 「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

末日聖徒イエス・キリスト教会が提供する「わたしに従ってきなさい」の聖句を学ぶために、ここではその聖句を引用している現代の預言者のお話を中心に、主に総大会からご紹介します。

今週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

マタイ11:27
すべての事は父からわたしに任せられています。そして、子を知る者は父のほかにはなく、父を知る者は、子と、父をあらわそうとして子が選んだ者とのほかに、だれもありません。 


「キリストに希望を抱く」2021年4月、M・ラッセル・バラード、十二使徒定員会
兄弟姉妹の皆さん,わたしたちは,この復活祭の時期に救い主であられる主イエス・キリストの栄えある復活に目を向けます。そして,次の救い主の招きを思い出します。「すべて重荷を負うて苦労している者は,わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。

わたしは柔和で心のへりくだった者であるから,わたしのくびきを負うて,わたしに学びなさい。そうすれば,あなたがたの魂に休みが与えられるであろう。

わたしのくびきは負いやすく,わたしの荷は軽いからである。」(マタイ11:28-30)

御自分のもとへ来るようにという救い主の招きは,すべての人に対して,単に御自分のもとに来るだけでなく,御自分の教会に属するようにという招きでもあります。

この愛にあふれた招きの前の節で,イエスは御自分に従うよう努めることで,この招きに従うことができると教えておられます。主はこう宣言されました。「子を知る者は父のほかにはなく,父を知る者は,子と,父をあらわそうとして子が選んだ者とのほかに,だれもありません。」(マタイ11:27)

イエスは,神が愛に満ちた天の御父であられることを知ってほしいと望んでおられます。

天の御父から愛されていると知ることで,わたしたちは自分が何者であるかを知り,自分が神の偉大な永遠の家族に属していると知ることができます。

メイヨー・クリニックは,最近次のように報告しました。「帰属意識を持つことは非常に重要です。……生活のほぼすべての面において,わたしたちは何かに属しています。」そして,こう付け加えています。「帰属意識と,心身の健康を切り離すことはできません。」(※) わたしはここに霊的な健康も付け加えたいと思います。


※Jennifer Wickham, “Is Having a Sense of Belonging Important?,” Speaking of Health (blog), Mayo Clinic Health System, Mar. 8, 2019, mayoclinichealthsystem.org.