人を動かす
・・・・・傾聴力・・・・・
私達のほんの近所に Hさん夫婦がいて いつも大事にしてもらっている。
一年ほど前であったが、一冊の本を贈呈された。
ご長男が初めて出版したというビジネス書、タイトルは 「契約が継続する独立系コンサルタントの働き方」
88歳の老人にはさすがに目次を見て パラパラ とページをめくりましたが、ふと現役の頃が蘇ってきた。
本には比較的辛口の私にも、 オゥ~こんな本が書けるんだ~~
すごい筆力に圧倒され、だんだん彼に敬意の気持ちを感じたのである。
近所のHさんは、本当に心遣いができる方で、ごく普通のオジサン、オバサンだがご長男は素晴らしい。
まるで ロダンの考える人 現場で考える、営業で考える、そして、経営者の立場で考える。
この研鑽を積み上げて、本に結集されているように思う。
今年に入り3月中旬、ご長男の2刷目が届いた。
ホォ~~2刷目だ すごいな~~
2刷目のタイトルは 人を動かす 「傾聴力」
ご長男の専門は、人材教育とマーケッティング
自身はコンサルタント会社を経営していて、仕事の傍ら他社の経営現場で経営指導等プロとして企業が持つ問題点に多角的に対応し、解決策を見いだしている。
彼の目は、いま持つ企業の必要なところ、特に人と人とのつながり方など、人間の動き、心理にも着目し、人を動かす 「傾聴力」 にまとめ上梓したのです・
私も、現役の頃、特に営業ではそこそこ成績をあげてきました。 相手に自分を印象づけるために、次に又会えるように、そして相手のニーズ、そのために何を提案するか つまるところ自分の利ではなく、オール相手の利を考えました。
この本は、仕事、経営というポジションのみならず、一般社会、生活にも活きるものです。
殆どの人は相手の話しをじっくり聞きません。途中割り込んで一方的に主張します。
家族、親族そして向こう三軒、地域など社会生活にも傾聴力の本が活かされるのです。
私達日常会話の中でも、ちょっと注意すれば、決まって 「わかってるよ」 という返事が多いと思います。
これも殆どが理解されていない時の否定の言葉です。
「ハイ」 「OK」 が続くと和が続きます。
私はこの 「傾聴力」 の本を薦めていますが、どの世代にも共通する人間の生き方に とても寄与する本だと確信しています。
できましたら、ご家族、ご友人の方々におすすめていただければ幸いです。
人を動かす 「傾聴力」
著 者 林田康裕
発行所 株式会社 ぱる出版
定 価 1540円
追 伸
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