俳優として一流に・・・そして新たな映画の可能性に向かって・・・ -248ページ目

LOVE LOVE LOVE

俳優として一流に・・・そして新たな映画の可能性に向かって・・・-種村写真

楓がとても愛おしい。

人間に憧れるのとはちょっと違うけれど、彼女は必死になって、人間を、弥生さんを知りたいと、理解したいと感じている。

何かを感じる、それを言葉にしたい。伝えたい。でも、これが一体なんなのかが分からない。そのもどかしさが、愛おしい。

こんな感情の芽生え。それは、ヒューマノイドの彼女にとっては先が長くないことを意味する。

楓は生き続けたいのだろうか?

そんな楓を、私を通して生かしてあげたい。

私自身も苦しくなる。役者として、感情が込み上げてくるのを、ヒューマノイドだものと押し殺しているから。

これを、逆に上手く使うしかないんだけどね。

来週から台本だじょ~。ぐふふー。


種村江津子

きづき。

俳優として一流に・・・そして新たな映画の可能性に向かって・・・-福田写真
門脇誠一の福田 繁です。

ちょうど二日前に今回の作品である「FUCK」のバックボーンコントラストが終了したのです。

総評。

このバッコンで、ワシの芝居の意味がわからなくなっちまった。
誠一を演じる福田繁が信じられなくなっちまったぃ。
一言。例えば「あ」と発する事さえも嘘ついてる感覚になり即興的に言葉を発する事が出来なかった。

そのせいで周りの役者陣に迷惑をかけてしまい、
相手が欲しいモノを与える事も出来ない事もあった。
が!しかし!

言葉でいうのは少々難しいんですが、

誠一として、もらった感情。
そういう自分を巻き込んだ苦悩や、
信じれなくなる事、まわりの役者に与える事が出来なかった事。
これを含めたモノ全部が、今回のバックボーンコトラストで、自分が得た事として誠一を演じる部品にしようと思いやんした!


余命が短く、若年性痴ほう症である誠一は死に対して落ち着いたイメージを持っている。
っちゅうか持てるようになった。
だが、ワシは死に対してやはり恐怖を取り除くなんて事は出来ない。

ただバッコン(バックボーンコントラスト)をやることによって、

死への恐怖がどう繋がるのか方向は袋小路から抜け出す事が出来たようだ。

苦悩があってその苦悩さえ忘れてしまう自分は存在してるのかどうか、
今、この世に生きてる意味は、
あれ?昨日何食べたっけ?
「ワシ自身」で「誠一」を演じる事がわからなくなってしまった!

これでいい。
やっとスタートがきれた。
あ。
あと1ヶ月で撮影だ…。
福田 繁



ここに…。



俳優として一流に・・・そして新たな映画の可能性に向かって・・・ border=





先週のトレーニングで、

今までの【バックボーン・コントスラクション】の集大成となる【疑似バックボーン・コンストラクション】をしました。





これは、

今までのトレーニングで築いたキャラクターを実際に外の世界(ワークショップスペースを抜けて)で即興演技をするというものです。





勿論、

キャラクターの軸を築く為の一環なので、今までのトレーニング同様、軸になる要素を得るのが目的のトレーニングです。





実際の世界でキャラクターを持って存在すると言うのは、想像より遥かに難しく、集中力がないと只の即興芝居の範疇になってしまう。。





例えば、

静かなカフェで周りも垣間見ず、キャラクターとして大きな声で発言した場合、そこにいる周りの人間は何事かと振り返ったり、耳をそばだててその会話を聞こうとしたりする、、




その空気を感じ、萎縮するという反応はキャラクターとしてならありなんでしょうが、そうでなければ、既にキャラクターとして存在できてない事になる。。





なんだか、

こうして文字に現すと複雑なのですが今までのトレーニングの中で集中力が最も必要でした。






私はヒューマノイド椿として存在出来ているんだろうか?





こうして、

後楽園のメリーゴーランドに乗って笑っているのは、高田馬場駅を歩いているのはヒューマノイドを装おった河野仁美ではないのか。。





とか

サブリミナル的にアタシの中で浮かんでは消え、消えては浮かび上がっていて、実際欲しいと思っていた軸の要素を自ら削いでしまった。。







これでも

軸の要素になっているんだろうか…?





そうやって、

どんどん集中力がなくなってしまって、アタシの疑似バックボーンコンストラクションは終わってしまった。






その流れのまま誠一役の疑似バックボーンコンストラクションへ入る。。






アタシの中で、受けのアンテナから投げのアンテナにスイッチする。。





誠一役の彼に与えるものは明確。





その為ならやり方は考えなくても、身体が勝手に動いた。





『アタシが誠一を守る』





その時のアタシの中には、それしかなかった。





傷ついている相手に対して噛みつくことも、苦しんだ相手を押さえつける事も、勝手にに反応していた。





そして、


その時傷ついて小さくなってしまった誠一の背中を見て、アタシは公衆の面前で涙が止まらなくて感じていた。







あぁ、

アタシの欲しかったモノはココにあったんだ。。













ヒューマノイド椿役 河野仁美