
楓がとても愛おしい。
人間に憧れるのとはちょっと違うけれど、彼女は必死になって、人間を、弥生さんを知りたいと、理解したいと感じている。
何かを感じる、それを言葉にしたい。伝えたい。でも、これが一体なんなのかが分からない。そのもどかしさが、愛おしい。
こんな感情の芽生え。それは、ヒューマノイドの彼女にとっては先が長くないことを意味する。
楓は生き続けたいのだろうか?
そんな楓を、私を通して生かしてあげたい。
私自身も苦しくなる。役者として、感情が込み上げてくるのを、ヒューマノイドだものと押し殺しているから。
これを、逆に上手く使うしかないんだけどね。
来週から台本だじょ~。ぐふふー。
種村江津子