2013.3.2(土)@渋谷道頓堀劇場 1回目虹歩さんポラ~3回目虹歩さんop迄

春の陽気が包む中、渋谷の喧騒にいざ突入
お目当ては美樹うららさんだ。
衝撃だった初見の2頭上野
この時手に入れられなかった写真集も入手しなければならない。

入場すると、虹歩さんのポラ中。
ホテル門番のporter帽のようなものを被り、頬のメイクもやや濃い目のピンク。
一瞬誰かと思ったが、若返りを見せた虹歩さんだった。
かわいいさがupしている。
opショーもやや進化。
ジャンケンを恒常化させたり、ポーズ、見せ方等のパフォーマンスも恒常していた。
さすがである。
2、3回目で魅せたダンスパート、また紫の和傘(2、3回目で柄が違っていた)を上手く使った演目は最高だった。
いつまでたっても虹歩さんは僕らのアイドルだ。

そして、この日は2回目のフィナ後、北川れんさんの周年式があり、虹歩さんがカンペを見ながらMCを務めた。
この周年パーティー、引退式並の盛り上がりを見せる。
予定不調和のファン代表の挨拶を若手二人が急遽努めさせ、ファン連大盛り上がり。
一人は軽め、もう一人も軽めだったが「2周年といえば踊り子さんにとっては、まだ始まったばかり。これからが大変だろうけど5年、10年と頑張ってください。」と付け加えた。これに応じてか、最後れんちゃんが「2周年は踊り子としては毛が生えたようなもの。今業界は厳しいけど、頑張っていきたい。」と式の感想及び今後の抱負を述べた。
遠征ファンからの多くの花束が盆へ。そして周年ケーキも。
れんちゃんが正座し、ロウソクの火を消そうとするときに盆が上昇する。道劇の設備を活かした粋な演出だ。
消し終えた瞬間、一部ファンが皆に配っていたクラッカーが一斉に弾かれた。
注がれたシャンパングラスも運ばれる本ステ。
踊り子さんからも、花束、プレゼント、寄書きが。
そして、踊り子代表にMC虹歩さんからうららさんが指名されると、何かと理由をつけて拒み続けるうららっち。
虹歩さんから「うらら姐さん、うららっち、さっき楽屋で決まっただろ」と言われ、場内爆笑。
それでもなおうららさんは拒み、虹歩さんより急遽2人で祝いの言葉を言うことになった。
明らかになった2人のれんさん評。
「れんちゃんはしっかりしている。」とのことだった。
本人曰く毛が生えたようなれんさん、道劇側からの期待の大きさもうかがい知れる。
2人の偉大な姐さんの如く頑張って欲しい。

ところで、今回1回目れんさんポラから、若手の女性グループ客4、5人が入ってきた。
割と地味そうな感じ。周年式まで観劇し、帰っていったが、一様に手拍子を打ったり、「頑張っている度大、かわいい、応援したくなる。」とか「若者はどうしてこないんだろう。」とか実に正論を言っているのが聞こえてきた。中にはアキバの地下アイドルに注目している者もおり、それよりストの方がよさげなことを語っていた。一見女性客たちがクラッカーを与えられ、仲良さげなフィナーレ、自分ですら予期せぬ周年式が観られたのは、スト神様からのご褒美だったのだろう

さて、今回初見でやや楽しみにしていたTS小森ななさん。
かなりよかった。2回目は、私の隣からなんと虹歩さんが見守る中、堂々のステージ。
さすがにあいらちんレベルの弩級ものはなかったが、今後より化けていってほしいものである。

そして、美樹うららさん。
上野に続き、1回目、演目『粉雪』。
この演目は、最高中の最高である。
道劇のナイスな照明の中で舞ううららさん。
永遠に見ていたいほどだ。
袖に衣装や道具を投げる動きさえ流麗の極致。
和物の衣装、うららさんの表情、感情、スタイル、更には音楽、それらすべてがばっちり決まり、これぞストリップ、日本文化の繊細さ、極みを表していた。
道、正道の類で言えば、美樹うららさんの『粉雪』こそ
2012年度演目大賞である。 

ポラ。
上野のリベンジ。
尋ねると、応えるかの如く写真集を持って来てくれていた。
GET。2,500円。
帰りに真白希実さん御用達、大流行りの星乃珈琲店渋谷(新宿店に行ったときオーダーを忘れらた過去有)で見る、読む、空想する。
写真集の中に、サインはもちろん、シールや書き込みをしてくれていた。

熟読、熟閲覧。
女性だらけの茶店の中、
行間、写間にまで思いを馳せる。
犬と散歩するうららさんのオフショット。
自分もイヌくんになってみる。
今はなき、郡山ミュージックで満場の客を熱狂させているphoto。
もはや自分も観客の一人だ。
また、奇しくも自身の11周年式の様子も収められている。
さらにはみきうららさんのマイワールドセンテンスや楽屋及びポラ書き風景まで。
楽屋ばかの自分を狂喜させた。
それにしても、この自分と同じ年の米山真人という写真家はかなりのセンスの持ち主だ。
『篠崎ひめ写真集』も素晴らしい画が多くあった。
『美樹うらら写真集』はそれ以上の代物。
全ストファン必携のマストアイテムといえよう。


↓立ち並ぶ北川れんさんへの周年花スタ。中央花スタはメイミン(羽音芽美)からのもの
photo:03

 初見の小森みなさん。なかなか良かった。
photo:01

↓ 華のトップステージは虹歩嬢だ。
photo:01

 虹歩。美樹うらら(写真と全然ちがう)。ともに約15年選手の踊り子だ。
photo:02
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