2012.7.21(土)@東急シアターオーブ2回目

結論。ストの勝利だった。

1階12列真ん中寄り(S席1万3千)とは言え、舞台と1列目の谷間にオーケストラスペースがあるし、まぁ、結局やはり距離があった。
表情がやや見えにくい感は拒めない。
そして、内容的にも正直途中寝た。

が、中休憩前くらいから決闘が見えてきてそれ以降はまぁ見応えがあった。
役者も日本人離れしてて、アメリカの文化も知れるし、やはり日本にはないカッコよさがあるのだ。
自分はBRUCE SPRINGSTEENのコア・ファンなので、服装とかもポージングとかも彷彿させるものがあったことにも魅せられた。

あらすじ的には、NYのストリートを根城にする、地元不良グループとプエルトリカン不良グループの争いとその仲裁の失敗、そしてかなわぬ恋。
バーとか、ダンスパーティーなど若者の熱気が感じられる。
翻って日本では、先ず、このような状況がない。
仮にあるとしても、いきなり日本ヤクザと中国マフィア等の縄張り争いとか、そこまでいってしまう。
そうなると何か明らか違う。

また、唄やダンスは特に特筆すべきものがなかったように感じられた。
最後、終わった時、一応前の方の客が、立って、スタンディングオベーションをしたりしてたが、
日本ではそういった文化がないので多くの客が立とうか立たまいかやや戸惑ってるようにみえた。
が、その辺りは演劇内容に伴う評価ともみれるので、スタオベの文化がないとしても、内容がそれ相応のものだったことを
正直表していたと思う。

これら客は、全員浅草ロック座かポラ館に行くべきだろう。心の中でスタンディングオベーションすると思う。

↓観れなかったこのシーン。
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