2012.6.24(日)@西川口テアトルミュージック 1,2回目

ショーは続く。

2回目のハナ、白川理恵さんが袖に消え、橋口美奈さん登場。
フィナーレのとき既に知れたのだが、太ももの白いテーピングがまだとれていない。3結大和以来だ。
大丈夫かというのもあるが、そんなのでいいのかと思ってしまえなくもない。
ダンスが終わって確か、タッチショー。そこそこ年配のファンに「がんばろうよ。美奈も頑張ってるよ。」とか声を交している。
さすがに、‘美奈’と自ら言われてるのを聞いて違和感があった。が、まぁそれもいいだろう。
そして、天板。

天板とは、正式には天狗マナ(生)板ショーのことである。
ちなみに本板とは本番マナ(生)板ショー

この天板と本板の違い、特に天板とは何かは、意外と世間一般には知られていない。
いや、世間一般に知られていないのは当然か・・・。ストを齧った程度でもまだ分からないレベルのものと思われる。

先ず本板とは、客が盆に上り、踊り子とまな板の鯉のごとくS○Xをするショーだ。
まぁ、これは世間一般でもわりと知られているほうではなかろうか。
現在は明らか禁止されている。温泉街の方の劇場では未だあるとかないとか・・・。
ただ、今はそれをみるのだったらハプバー(ハプニングバー)のほうがいいし、まぁストでは見たくないなぁと思う。

そして、天板とは客が天狗を使う。
具体的に言うと、踊り子と疑似S○Xをするのだが、その際天狗の鼻を模した道具を用いるのだ。従って、天具ともいう。
これは踊り子さんが持参している。天板ショーの終盤、客に天狗を渡し、クライマック、客が天狗を完納する。
そこから麗ちなみさんなんかは天狗の出産ショーを行う。
この麗ちなみさん、天板の名手で、私のフェイバリットな踊り子さんの一人なのだが、非常に身体が柔らかくそれを活かしたアクロバット的な天板を行うのだ。それはそれでいいのだが、疑似S○Xという観点からはやや外れたものとなっているのは致し方ないところか。
まぁ、それゆえ、オーソドクスな天板が今回観られるという期待があったのだ。

さて、一時の暗転後、演目「天板」を告げるアナウンスがあり、今回一斉に3人の有志が挙手を遂げた。
おや、その中に、以前蕨で何度か見た常連さんもいる。この方、蕨の時他のお客に「今日は天板しないの?」と聞かれたときに「誰もいなかったら上りますよ。私が2回目もいるということは、当然それをねらっている。でも多分誰か手をあげるよ。」と自嘲気味に話していた方です。この時は麗ちなみさん。
今回は橋口さんのためか何だかわからないが、やる気満々。自ら立候補。
この3人の候補者による激しいジャンケントリオ対決が行われ、結果この方が勝者に。
盆に座るやすでにメガネをとっている。
老眼の気があるのかなと思いきや、中盤でその意味がわかった。なんとクン○を行うためだったのだ。最初は音楽に合わせて橋口さんが衣装(スカート)を最大限に拡げ空気に舞わしたり、巻き込むようにしたりするものだったが、その後疑似に移行してからは客が舐○に突入したのだ。天板でそれをやっていいことを初めて知った。あとは、激しめの疑似から天狗入れをし終了。
まぁ、感想としてはそりゃ、同じ見学であればハプバーの圧勝ですよ・・・。そんなこんなで、その後、大和の時とはちがって、ポラもあった。そこそこ売れており、ジャンケン敗者のポラコメも見ることができたのだが、若手には見られぬ黒サインペンのはっきりした文字で「今日はライバルがいて大変でしたね」など書かれてあった。
このルーザー客は、よほど悔しかったのだろう他劇の天ジャンで、明らかな後出しによって負けたことなどを仲間に語っていた。それは、天空に拳を上げ一回降ろし、他の客がチョキを出した後再度垂直に拳を挙げ、見計らったのようにグーを出したとのこと。「そんなんで負けた!」と・・・。
また、自分は負けても八百長はしない。ガチ派で名勝負製造機であることを主張していた。
この方が、イカって警察にタレこまないことを願うばかりである。