甲乙付け難く印象に残っているものを以下上げます。

演目ということで(実は演目の定義がよくわかっているわけではありませんが)、大まかにダンス~ベッドまで一貫性のあるようなものを上げています。したがって演目だといっても、ダンスだけを表したようなものは別途部門に譲ります。

 

☆「私は風~旅立ち~」 HIKARU 2012.2.10(金)4回目@西川口テアトル

 

 

http://ameblo.jp/cf972156/entry-11162614373.html

 

↑にも書いたのだが、この日、3回目でおわる予定だったのが、急遽4回目もすることになった西川口での楽日。

京はるなさんのバレンタインスカジャンパシリホスト風‘はるお君’の演目以外で、初めてはっきりストーリー性を感じた作品。ロングコートに古いユーズド(ややアンティーク)風の椅子、ベッドでの天狗、女性シンガーの昭和風情な曲、それら全てがつながり、一体感があった。

HIKARUさんは顔は1番可愛いようなかんじなのだが、声とかロリキュートではなく姉さん風で気さく。あまり哀愁溢れる繊細な作品を好むようにはみえないのだが、そこは同じ鹿児島出身の長渕剛のようなセンスがあり、そのようなのが好きなのかもしれない。だどしたら、俺はHIKARU隊に入隊しなければならない。タイトル名もセンスがあるし、そこからなんとなく長渕剛のデビュー作「風は南から」が思い浮かんだ。

 

また、この時使っていた椅子、この演目のために先の大阪の家具屋で手に入れたらしく、本公演終了後「この日で使わなくなるからいる人ー?」と言い、大きさ重さ等で皆が躊躇する中、香盤表やポスターを持ち帰ろうとしていた年配者(この日劇場から皆勤賞をもらっていた)が挙手し、持ち帰ることになった。

 

自分も欲しいような気がしたが、さすがに1時間電車の中で荷物が多い中あの椅子も持ち運ぶことや、家での使い道など考えて、争奪戦には参加しなかった。

 

追記として、翌日HIKARUさんは、広島に行くことになっており、始発広島決行予定の客に、特大の衣装入りバッグを運ばせることになったり、旅立ちムード満載だった。まぁ、演目のタイトル名は後日知ったのだが。 

 

 

☆「Disco Night」 若林美保 2012.1.9(月・祝)2回目@デラカブ

 

 

正直、1月4日スト初観劇日、若林さんだけ髷を結ったような髪型で和物自吊回転、それはそれで凄かったのだが、この日は若林さんの前が帰ろうかと思っていた。

なぜなら、この日来たのは、牡丹獅子舞が目当てだったからで、極めて見応えのあった神夜姫乃さんと白鳥恋叶さんのそれをみれ、またその後の神夜姫乃さんの和物、夜桜お七、そして初ポラまでとったからだ。そして、いい時間になってたし、明日仕事だし、また、ベテランだし若林さんも和物か、もしくは4日と同じかじゃないかなと思ったからだ。

 

が、しかし、SM風の黒と赤のボンテージ衣装ででてきたが、鞭とか道具はもっておらず、洋楽がすごくよく、帰ろうとして出口戸の前で様子を見ていたが、ぐっと惹き込まれていった。その後最後尾から観れる円錐状の照明がくっきり映し出される情景、デラカブの黒い雰囲気を妙に合ったダンス、音楽、衣装など、そのすべてが、そしてベッドが、これぞストリップという極上のものを醸しだしていた。

 

 

☆「ベトナム」 灘ジュン 2012.1.12(木)3回目@川崎ロック座

 

 

ベトナムわ最高でした。灘ジュンさん初見、もちろんお目当て観劇。

 

灘ジュンさんみたさの仕事帰りで、劇場到着時は、3回目で菜摘りんかさんポラ時でした。で、すぐりんかさんのOPのあまりの愛嬌、観客との受けのいいやり取りに、このひとが灘ジュンさんなのかな、いやなんかトリじゃないしちがうような、しかし凄い人気だなとか、思っていたのです。

その後、京本かえでさんの和物、美人ぶりをみてかなり、おどろき、そして灘さん。

 

いきなり、闇の中、三度笠のようなをかぶり片膝をつくようなポーズで、盆から現れました。

 

その後独特のものが観れ、何かりんかさんのOPに比べ楽しさがないような気がしたのですが、何ともいえぬ独創性、演劇性、小柄の中にも気品さが溢れ、センスある照明の中、木になる実をとって口に運ぶシーンなどかわいらしさもあり、実に素晴らしかったです。

ご本人もブログに数日後書いてるように大好きな作品だそうです。