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Research & Proposals From CF-Station

「おもてなしの心を経営に。」

この理念の先には、きっと『ありがとう』の言葉が溢れている。

「ロイヤルカスタマー」を績み出す Value Conceptor

私たちは、リレーションシップマーケティングに基づくソリューションを提案します。


『元気ハツラツ、オロナミンC』


CMでおなじみのドリンクですよね。


メーカーの大塚製薬さんの発祥の地、徳島の

高速道路のPA自販機には、必ずあるような気がします。


仕事の関係で、徳島の高速道をよく利用するのですが

そのときのひそかな楽しみがあります。


それは、「110円を手に、オロナミンCを買うこと」です。


長距離のドライブ、どうしても運転に疲れてきます。

そんな時、元気ハツラツのフレーズが頭のどこかから聞こえてきて・・・。


同じみの味。本当に元気になったような気がするのです。


おそらく、大塚製薬さんのことだから、元気ハツラツの根拠となる

成分を含んだドリンクなんでしょう。


でも、そんなことがどうかではなく、

飲むと元気になれそうな気がして、実際に飲んだ後に

元気になった気分になるのがポイントなのです。


まさしくCM効果。


実はブランドイメージは、人々の頭の中で作られています。

そのイメージに影響を与えるひとつに視覚的な観点があります。


「オロナミンC」だと、上戸綾さんや嵐の桜井さんなど元気でさわやかなイメージの方が

起用されています。

視聴者が女優さんや俳優さんに抱いているイメージ、たとえば、「さわやかな」「元気な」と

いうイメージが、CMを通じて、「オロナミンC」に映るのです。


逆もしかりで、そもその「オロナミンC」の「元気ハツラツ」というキャッチフレーズから

起用されている女優さんや俳優さんに、イメージが映っていくのです。


自社の製品にブランドイメージを浸透させるには、人々が頭の中で思い描けるように

視覚的に訴えることが重要です。


「この製品PRになぜこの女優さんなんだろう?」

そんな観点でCMをみてみると、意外とおもしろいかもしれませんね。

ポンテヴェッキオ。


関西でこの名前を聞いて知らない人は多分いない・・・。



西梅田にある高層ビルの30F


光り輝く大阪のまちをみおろしす夜景はまさに絶景のひとこと。


スタイリッシュな空間の中で頂くイタリアン。


初めて訪れた人だと少し緊張するくらい、特別な空間にいる自分を

感じることでしょう。


お任せ料理をチョイスし、希望の食材などをお伝えすれば

シェフと相談して、独自のコースメニューを作ってくれる。


このサービスがもてなされている感じをさらに深めてくれる。


少し背伸びして、そんな空間に足を運んでみる。


「おもてなし」とはなんぞや??


上質なサービスの本髄にはじつは「ひと」が中心にあることを

実感できる有効な手段かもしれない。




有馬温泉にある会員制ホテル。


今年3月にオープンしたこのホテル


外観はヨーロッパの宮殿をおもわせるような雰囲気。


そして中は、現代的でスタイリッシュな感じ。


バブル時代を髣髴とさせる建物だ。



建物はさておき、中身のお話。


サービス面を一言であらわすと「可もなく不可もなく・・・」


「無難」といった感じだった。


会員制なので、会員権を購入するのにそれ相応の費用が

かかっている。


それにあわせて、宿泊代・食事代などが当然かかってくる。



そういった意味では、『感動』を覚えることはなかなか

なかった。


これぐらいは普通(あたりまえ)と感じてしまうレベル。


リッツカールトンは結構価格が張るものの、価格に見合ったサービスで

特別感をお客様にもたらし、リピーターを確保している。



一見さんではない、会員制だがらこその「個々」にあわせたサービスの

あり方を見出す努力にコストをかけてもよいかもしれない。


旅の醍醐味。

それは「非日常」と「『おもてなしの心』がもたらすひととの出会い・ふれあい」


ぜひ、本当の意味での「お客様の感動」を追求してほしい。