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Research & Proposals From CF-Station

「おもてなしの心を経営に。」

この理念の先には、きっと『ありがとう』の言葉が溢れている。

「ロイヤルカスタマー」を績み出す Value Conceptor

私たちは、リレーションシップマーケティングに基づくソリューションを提案します。

『ソースの二度付け禁止やで!』


新世界で有名な串かつ屋の「だるま」さん。


昭和4年創業。現在で4代目さんだそう。


歴史ある老舗串かつ屋さんは、大阪のミナミのみならず

最近では、キタの飲み屋街「北新地」や大阪駅に開業した

大阪ステーションシティ「LUCUA」にも、店舗をオープン

させるなど、事業拡大を図っているようです。


私が訪れた道頓堀店は、戎橋の近くにあり、ビルの1F・2Fで

営業しています。


1Fは奥側に少しテーブル席があるもののカウンターが主流。

一方2Fは、テーブル席(2名掛け)を中心にセッティングしています。


総座席数は96席だそうです。


店内に一歩アシを踏み入れると、とにかく人・人・人。


もちろんこの日は満席。


でも10分も待っていると、お席に案内され、着席するやいなや、

『お飲み物なんにしましょ?』と店員さんが声をかけてくる。


ここまでは他の居酒屋さんでもよくある話ですが・・・。



私なりにだるまさんの強みを5つ発見しました。


①活気ある店内。(雰囲気がよい)

接客の基本中の基本ですが、挨拶・オーダーを通す声など

元気な声でやり取りする姿勢が活気ある雰囲気に繋がっていて、

それにつられたお客様の声も大きくなり、みんなで「居酒屋」の雰囲気を

つくっている。


②やすい。

単価設定がやすい。一本120円~。文句なしですね。


③おいしい。

出来立てを頂けるので、とにかくおいしい。


④お客さんの回転がはやい。

手際がいい。注文から食するまでの時間がはやい。

かつ、串かつがあがるまでに、スピードメニューなど用意して

待たせた感がないように工夫している。

また、基本セットメニューが充実していて、初めてのお客様でも

わかりすい。


⑤スタッフが若手。(おそらくバイトさん)

若手をつかうことで、人件費を抑えているだけでなく、

 「元気な」イメージをかもし出している。




ここだったら、お一人様でも行きやすいし、

何よりまた行きたくなるお店。



大阪とか、「ミナミ」に対するイメージを実感できるスポットとして

観光客にもいいと思います。


食の都「大阪」。これも立派な観光資源だと私は思います。


「きっぷ一枚から~~。」


小さなことからコツコツとがんばりなさい。というメッセージが

込められている。


入社以来、数箇所の異動があったが、どのところも

共通した言葉。


大きな仕事なんて簡単に取れやしない。下地もないのに無理だ。

といわれているようでもある。


今回の案件。

お話したように、業界でも類を見ない規模で大胆な発想のもとに

立てられた案件である。


考えてみて欲しい。


みんな、行き先など違えど必ず、修学旅行というものを

経験していると思う。


学年のすべての人数が、ちょっと遠足に行くのでも大変。

ましてや、世界一周なんて・・・。


『そんな無茶な・・・。』って口ずさむ人のほうが圧倒的な

マジョリティではないだろうか。



だから、そんな案件、日頃のお付き合いがない弊社にとっては、

企画書を出したって、取れっこない。


社内の雰囲気がそんな状況になっていることは、自分自身も

感じていた。


でも、企画書を出さなければ可能性はゼロ。

出せば、ゼロではない。


だったら出そうや。


これまで、イベントや法人を担当してきた

教育旅行一年生だからこその、企画を

「思いっきりぶつけてみてやろやないか」


内面からひしひしと気持ちが高ぶってきた。



そんな折、気持ちを汲み取ってくれる人が

社内にもいた。


入社以来、学生の海外研修旅行(ホームステイや留学)を

やってきたスペシャリストの販売課長だった。


課長との出会いが、不可能を可能にするきっかけと

なるのである。


~~~続きは次回(11月7日UP予定)~~~


旅行会社の営業マン時代、業界でも前例のない、

案件を担当することになった。


ある有名私立高校で「世界一周研修(修学)旅行」を検討

しているというのだ。


ちょうど、転勤で神戸に戻ってきて半年の私が、担当することに

なった。


だが、この学校と会社との付き合いは皆無。


これまではカタチだけの担当者。


ほかの行事を含めて、学校行事はことごとく、

他社で占められていた。そんな状況なので、

余計に学校へ行くきっかけも見つけられない状態。



だから、『優位性のないうちは、端にも棒にもかからない。』


「当て馬」にされるだけ。そんな雰囲気が社内に漂っていた。


そもそも、教育旅行という分野は、学校がある限り、修学旅行があり

遠足があり、と法人マーケットに比べれば、比較的安定している市場。


それだけに、現場の学校の先生との関係が深くなかれば、大きな

仕事なんてとれないっていうのが、大勢の意見。


だからこそ、「きっぷ一枚から」その掛け声がよく朝礼で飛び交っていた。


~~~続きは次回(11月4日UP予定)~~~