ブログを始め、


自分自身を振り返る良い機会となりました。


自分自身の考え方の狭さ。


自分の価値観を他人に押し付ける傾向にある。


気がつくと上から目線になっている。


理屈っぽい。


今まで、何となくは意識していましたが、


ブログを通して、はっきり認識できました。


ブログを通して教えられてことを、


日常の中で訓練していく必要を同時に感じ、


ブログに頼らず、


しばらくの間、


現実の世界の中で精進して行きます。


修行の場は、


バーチャルの世界にではなく、


現実の世界にあると信じます。


今までお読み下さっていた皆様には、


心より感謝申し上げます。




皆さまからのメッセージに対しては、


これからも必ずお返しすることをお約束いたします。


また、皆さまのブログも拝見させていただきます。



皆さまのこれからの益々の繁栄を祈りつつ・・・。


「介護の原点」


それは、知識や技術に裏付けされるものではない。


2年程前、


重度障害を持つ少年の


中学校生活をとりあげたドキュメント番組があった。


車いすで入学してきたJ君を、


当初はいじめの対象とし、


同級生は相手にしなかった。


唯一、小学校から一緒だった友人だけが彼の助け手だった。


次第に彼の障害のこと、余生のことを知った同級生たちは、


障害を持ちながらも一生懸命学校に通い続けるJ君に対して、


「自分にも何かできないだろうか?」


「皆で協力してJ君を助けよう」と、


クラス全体で彼の支援をするため係をつくり、


行くことを諦めていた修学旅行にも連れていくことができた。


障害について、


介護について、


何も知らない中学生たちが、


重度障害を持つ少年を3年間支え続けてのだった。


「自分に何ができるのか?」


原点はここにある。


知識や技術は必要ないとは言わない。


しかし知識や技術があっても、


「相手を思う気持ち」


そして、


「自分にも何かできる」


その思いが、


自分の中の知識や技術を育てていくのである。


知識や技術があっても「心」がなければ、


その知識や技術には何の値打もなくなる。



久しぶりの書き込みでした。


お読み下さりありがとうございました。

いよいよヘルパー養成講座が始まった。


年齢は様々。


下は18歳から上は60歳を超える方。


しかし、皆真剣な目で講義を聴いている。


わかっていないことがわからない彼らに、


一から丁寧に教えているが、


根気がいる。


中途半端な知識を持っている人に対して教える、


ことに比べたらとても教えやすい。


しかしながら、教科書の内容は教えきれない。


特に、


医者や看護師が3年から4年かけても、


覚えきれない解剖生理学を、


数時間で講義しなければならない。


これこそ、


ラクダが針の穴を通るより難しいことである。


教える側も教わる側も、必死である。


最小限のポイントに絞り込みながら、


現場に即活用できる内容にしなくてならない。


準備に時間はかかるが、


自分自身の勉強(訓練)にもなる。


「1」からの育て上げではなく、


「0」から築き上げる。


だからこそ、


自らの手で理想の介護専門職を、


育て上げることが期待できるのだろう。


求人募集に膨大な費用をかけることと、


こうして「0」から育て上げるための教育に投資すること。


どちらも企業にとっては必要不可欠なことなのでしょう。


将来の介護を担う、


新しい人材をどんどん育てていきます。





ありがとうございました。