「介護の原点」


それは、知識や技術に裏付けされるものではない。


2年程前、


重度障害を持つ少年の


中学校生活をとりあげたドキュメント番組があった。


車いすで入学してきたJ君を、


当初はいじめの対象とし、


同級生は相手にしなかった。


唯一、小学校から一緒だった友人だけが彼の助け手だった。


次第に彼の障害のこと、余生のことを知った同級生たちは、


障害を持ちながらも一生懸命学校に通い続けるJ君に対して、


「自分にも何かできないだろうか?」


「皆で協力してJ君を助けよう」と、


クラス全体で彼の支援をするため係をつくり、


行くことを諦めていた修学旅行にも連れていくことができた。


障害について、


介護について、


何も知らない中学生たちが、


重度障害を持つ少年を3年間支え続けてのだった。


「自分に何ができるのか?」


原点はここにある。


知識や技術は必要ないとは言わない。


しかし知識や技術があっても、


「相手を思う気持ち」


そして、


「自分にも何かできる」


その思いが、


自分の中の知識や技術を育てていくのである。


知識や技術があっても「心」がなければ、


その知識や技術には何の値打もなくなる。



久しぶりの書き込みでした。


お読み下さりありがとうございました。