
10月9日
今日は再入院の日。
つれは浮かない顔だ。
「病院の予約は1時半だからね、一人で車で行けるよね?」
私は仕事で帰りが3時頃になってしまう。
「仕事が終わったら直接病院へ行くからね。」
つれはもじもじしてばかり。
出かける寸前にもう一度「パパ、一人で大丈夫よね?」
「おれ、いやだよ。
ママは何時に仕事が終わるの?」
「3時頃になるから遅いのよ、病院の手続きもあるから先に行ってて。」
「・・・、おれママの帰り待つよ。」
「はあ?じゃ、病院はどうするのよ。」
つれは私より14才も年上。
頼りになると思って結婚したのに、これじゃまるで幼稚園児の息子じゃないかい!!
腹立つ

仕事を早めに切り上げて2時前に帰宅。
早速病院から電話が来た。
「◎◎さん、検査の予定が詰まってますので、早く来て頂かないと困ります。」
ほら、見てごらん。
嫌がるつれを連れて車を飛ばす。
大急ぎで手続きを済ませて病室に向かうと、前回まで入院をしていた、綺麗な新病棟で広ーいフロアーではなくて、古い病棟の薄暗い照明にごちゃごちゃした病室につれは今にも泣きそう。
「おれ、こんなとこ嫌だよ。」
言うな。
グズグズ文句とため息ばかりついてるつれを放り込んでさっさと逃げる。
久しぶりに一人になってホッとする私。
生まれつき明るくて前向きな性格の私は、うつにもなれないので、看病疲れの解消をしなくちゃ。
冷蔵庫からビールを出して、お笑いの番組を見ながらヘラヘラ。
今日はつれの事は忘れた!!








