今年もありがとうございました&一年ふりかえり | 「育児書にない!」~ASD母子の育児&お勉強&歴史の授業~

「育児書にない!」~ASD母子の育児&お勉強&歴史の授業~

ASD(自閉症スペクトラム)当事者で、娘もASDである、元社会科塾講師のセザール=れくす、が描く、「ASDのお子さん向けの受験勉強についてのブログです。
育児についての話や不登校の娘への対応の話、自分自身の生き方についても語ります。


みなさま、本日もありがとうございました。



今年も残すところ、あとわずかですね。


今年もありがとうございました。



↑今年、私が描いたキャラ、娘と二人で作成したキャラをたくさんのせてみました。



今年は、新しいことに挑戦できた年でした。ニコニコ



ただ、それがお金に直結するような

嬉しい変化ではないのですが


それ以前のように

強迫性障害に苦しんだり

周りとの比較で

「フツーにならないといけない」と

思い込んで精神的に狂うことが少なく、


自分が過去に捨てたけど未練があることを

やっと手に入れることができ

に進むことができるようになりました。


今はただの自己満足なレベルだけど

これが最終的に、生きるうえで大切な過程

だったと、晩年になって思える年だと

いいなぁ、と思います。



なんでも最初は自己満足から♪口笛


今年、新しいことに挑戦できたことを

備忘録として残したいと思います。




裁縫


新しいことに挑戦できたことの一番は

裁縫です。


私は、小学校、中学校のとき、

本当に裁縫が

苦手でした。


高校からはいっさい裁縫はしず、


娘が生まれてからも、裁縫は逃げまくり。



でも、正直、裁縫ができるママさんは

羨ましかったんですよね。アセアセ


ただ、料理のときのように

「裁縫ができることで子供との絆を深める」

とか、そういうことが羨ましいわけでは

ありませんでした。


料理はある程度できるけど、キライ。

その理由は育児書なり、アニメなりで、

だいたいは、

「母の愛=子供のための手作り料理」

という図式があり、

今でこそ仲良し親子の私たちですが

娘が幼稚園の年少さんまでは

娘は私に懐かず、あらゆる努力をしても

上手くいかず、そのとき、料理がトラウマ

になったので。


あらゆる技能が性格の評価に繋がるような

ことが私にはかなりキツいみたいです。




でも、裁縫は違います。

ただ単に子育てうんぬん関係なく

「本当は自分が裁縫できるようになりたかった」だけだった。


また、裁縫に関しては、小学校、中学校で

できなかったこと、と、先生にそれで迫害されたこと以外は、

絵のように盗作冤罪かけられたわけでもないし

料理のように親子の絆アピールを周りからされたわけでもないし

…なので、周りとのトラブルは少なかったのが幸いでした。アセアセ




なので、私さえ本気にとりかかれば、

それなりにできるようになったんです。



裁縫ができるようになったきっかけは

娘が不登校になったので、私ががんばって

教えるしかない!と覚悟を決めたからです。



覚悟を決めて、真剣にとりくんだら


なんか一週間くらいでできるように

なりました。



最初は教科書に書いてある

小さいバッグとか巾着などの小物類でしたが


欲が出て、ぬいぐるみの服とか、

ぬいぐるみそのものとか

だんだんと作れるようになりました。


ただ、まだまだな技術なので

ハンドメイド作品として世に出せるような

レベルになるよう頑張り途中です。



来年以降もがんばろう!




作った作品例たち。まだまだ呪いのぬいぐるみ感が抜けない感じ(笑)。



ポケモンゲーム


私はテレビゲームそのものは、

嗜む程度でした。


小5のとき、いじめられ、

そのとき、

ゲームに関してもいじめられ、

それからは、弟に誘われればゲームを

する程度でした。

ただ、やっていたゲームは、

アクションゲーム(ゴエモン、スーパーマリオブラザーズ、や、マリオカート、スマブラ、など)

ばかりでした。



RPGやシュミレーションゲームは

やりませんでした。


それはなぜかというと


小学生のとき、いじめられとき

「RPGは、頭が悪い人はやれないニヤリ」と

言われたから。


なので、当時、勉強ができなかった私は

「私はRPGはできない」と

思い込んでしまい、

そのあと、何度かRPGゲームをする機会は

あったものの、もしRPGをやって

うまくできないと

「自分は馬鹿だ」と認めて、

大好きな勉強を誰かに奪われる気がして

なかなかできなかったんです。



私が塾講師を始めた頃、

ポケモンのダイヤモンド&パール(ダイパ)の

ゲームが出たときで、

生徒さんが持っていた下敷きや鉛筆に

かわいいキャラに心をひかれたし


生徒さんから、それはポケモンのキャラだよ、

と教えられたんですが


でも、

「ポケモンはRPGゲームなので私には無理だ」と諦め、

それ以上、ポケモンの世界に入るのはできないまま。




しかし、娘が去年のクリスマスプレゼントは

ポケモンゲームが欲しい!と言い出しました。



そして、娘がどのゲームにするか?を

子供向けゲーム雑誌で娘が調べ、

当時はソード&シールド、も、スカーレット&バイオレット、という、新しいシリーズも出ていたにも関わらず、


娘が選んだのは「ダイヤモンド&パール」のリメイク版。

娘がそれを選んだ理由は

「人間のキャラデザが好み。(ヒカリがカワイイ)」

「戦うだけでなく、コンテストがあるのがイイ!」

ということでした。



娘が、ダイパのゲームをやり始めたら、

私が塾講師時代に一目惚れしたキャラが

いて、めちゃくちゃかわいく動いているキャラ

がいる!


そう、ポッチャマ!!






娘がゲームを

どう進めればいいか、わかんないなー、

と言い出したので、


「じゃあ、私もやってみて、

一緒に考えるわ」と

私は、30年間かたくなにRPGは

私にはやれない、と思い込んで封印してたのを

あっさり放棄。



そしてやってみたら

「RPG楽しい!」となりました。



やってみて思ったのは

「確かに攻略するのは考えないとできない

ので、RPGは難しいと言う人がこの世に存在することはわかった。

ただ、別に頭の良し悪しは関係なく、

失敗すること▪攻略そのものを調べたり

自分で考えることを楽しめるタイプか

どうか?がRPGをできるか否か?じゃない?と。


難しいことが悪いことでなく

難しいからこそ楽しいし、

難しいからこそ続けられる。


おそらく、いじめのときに

私にRPGは無理!と

言ってきた同級生は、


勉強も「点数をとれること」だけに価値観をおき、勉強そのものの行為を愛している人では

なかったので、

そういう発言になったのだろう。


ゲームも簡単にクリアできるか?だけしか

考えてない。


ゲームそのものを長くコツコツ続ける楽しみがあることをその人は知らなかったのだろう。」

と思いました。ニコニコ



そして、ポケモンゲームを始めたら

まあ、楽しくて、

そのうち、好きなポケモンもできて、

ポケセンに行ったりもしました。



今年はポケモンデビューした年とも言えます。


ポケモンのポッチャマに服を着せたい!

と思ったからこそ、裁縫も続けられたんだろう。


歴史の授業



不登校の娘に授業をしていますが、

今年は社会が歴史分野。


ただ、小学校の教科書を見る限り


わかりやすそう、楽しそうに見えて


行間が開きすぎて、行間が読めなく、

それで娘は頭がパニックになりそうな

感じだったので、


高校の日本史、日本史の教科書を購入し、

その内容を娘の理解度や性格に合わせて

テキストを作って説明する形にしました。ニコニコ



ちょうど、私立中入試の社会と高校入試レベルの社会くらいにおさめる形で。


一部、かなりマニアックな内容は入って

ますが、歴史は趣味で楽しむ形と

テスト勉強の形は違うので

あくまでマニアックな部分は

テストに出る内容の理解補助と

いう感じで。



まあ、歴史の授業をしていたら

娘が改めて、かなり小学校の生活に

苦しんでいたんだな、と感じました。



そこから、

自分達はどう生きていくるか?を

歴史を学びながら考える一年でした。



パソコンイラスト

学校でプログラミング?の授業が始まって

まもなく不登校になったので


親としては正直こわいです。




国語や算数、理科、社会、音楽、図工、裁縫

などは私が小学生のときからあったし、

国語、算数(数学)、理科、社会は

塾講師や家庭教師をして

ある程度、「最終的にはこれくらいできたら、大丈夫。この時期には、ここは確実におさえ、あれはできなきゃ後回りしでもなんとかなる。」と見通しはたてます。



でも、英語とプログラミングは

娘の時期から始まったので


他人の「こうやればいい」は自分達には

合わなかったりするので、


まあ、こわいこと、こわいこと。


やらなさすぎもいけないけど

やりすぎも危ないので。



なので、今は「できるようにする」とか

「学校に追い付く」とか、そういうことを

念頭におかず、


「学校に復帰できたとき、周りから

遅れている!と感じたら、そのとき、

すごい勢いでできるようにするするために

パソコンに慣れ親しんでおく」

にしてます。


ゲームの「はじめてのプログラミング」で

ゲームを作ったり



パソコン(クリスタ)で絵を作成する、

ということをしてます。



こういうのとか↓

私が下絵を描いて、娘が線画をしたり…


↓娘だけで全部下絵から最後まで作成


こちらも、私がラフ画だけ描いて
娘が作成したもの。↓

最後に 


今年もこちらのブログをご覧頂き、

ありがとうございました。



また来年以降、どう生きているか?というか

生きているか?もわかりませんが、

生きている限り、ブログは続けていきたいと

思いますので、よろしくお願いいたします。