七夕の願い事で思い出した小さい頃の思い出 | 「育児書にない!&しゃかりき!」〜元塾講師&ASD母子&不登校勉強対策用のブログ

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ASD当事者で、子供もASDです。元社会科塾講師です。
歴史の受験勉強、育児についての話や不登校の娘への対応の話、自分自身の生き方についても語ります。

2025年春に、塾講師ブログ「しゃかりき!」と合併しました。

みなさま、本日もありがとうございました。








先日は1日遅れで七夕についての

説明まんがをアップいたしました。ニコニコ


七夕についての漫画はこちら↓ 



それで思い出した、七夕の思い出などを

書きたいと思います。





七夕の思い出(私の場合)


七夕に関して、めちゃくちゃ辛い思い出が

あったわけではありません。



ただ、幼稚園児のころ、


「なんで短冊に願い事を書いたら

織姫様が叶えてくれるんだろう??びっくり


と不思議でした。アセアセ



お正月に神社の絵馬に願い事を書くのと

何の違いがあるんだろう??


…と。


織姫様も神様なのかな?


彦星さま(牽牛)も願いを叶えてくれる人なの?


彦星さまにいつもくっついている、

あの牛はなに??

????????????????



…など、謎でした。



しかし、幼稚園児だった私は

本を読むこともできなかったし

調べる力もなく、

また、どう調べれば自分が納得する答えを

見つけられるか、はわかりませんでした。



当時は、悲観したり不安になったり、

まではいかず

「なんでだろう?」というくらいの

モヤモヤ感でした。



ただ、小学生になってから


「世の中の多くの大人は、

何でも知っている!」

と上から目線で私に説教するのに


なぜ、何も疑問に思わず

「短冊に願い事を書けば

織姫様が叶えてくれるよ」

と言うのだろう?


という、大人に対しての疑問が多くなり、


七夕に限らず、

大人や学校の先生に関しての疑問が

増えてきて、


でも、いじめや

ママさんたちの大人同士のマウント合戦、

学校の先生から受けたいじめや差別、

を体験し、


「なんか、もう、あらゆることに

疑問を持つのに疲れちゃった」

もなって、いつしか七夕の疑問も

忘れちゃったんですよね。ガーン


小5のいじめ、

小6の担任の先生からの迫害以降は


疑問を持つのは

集団からの排斥の始まり」と

思ったら、もう動けなくなって

しまいました。


でも、疑問やモヤモヤは

小学校から大学受験までは

心の箱に入れてはいましたが

捨ててはなかったので


大学生になって


やっと「調べるが正義!」となった

世界になって、

色々と自分が疑問に思ったことを

調べるようになりました。爆笑


でも、七夕の疑問は忘れてしまって、

恥ずかしながら、最近までは


あんまりよく考えずに過ごしてきました。


しかし、不登校になった娘が

家で、勉強以外の色んなことまで

色々と調べるのが楽しいみたいなので

私も一緒に調べていくうちに

楽しくなり、

それで七夕は節句の一つだと知り、

また、七夕の短冊は江戸時代からであること、

願い事も元々は裁縫の上達であったこと、

それは織姫が織物、裁縫関係の神であり、

しかし、神道の神でなく

道教関係の神であること、

道教と陰陽五行説は密接な関係があること、

節句は陰陽五行の暦から来ていることなど


色々と、私が小学生のときに

疑問を持っていたことの答えが

出てきたんですよね。ニコニコ



でも、これって、

陰陽五行説とか、

道教とはなにか?などを

知らなきゃわからないので


幼稚園、小学校の私には

調べたくても無理だったかもしれません。



でも、まあ、今、わかってよかったなぁと

思います。




七夕の思い出(娘の場合)


も七夕について、サンタさんのこと

みたいな苦い思い出があるわけでは

ありませんが、


七夕で思い出したことがあるので

備忘録として書きます。




幼稚園の年少さんの頃、

幼稚園で七夕の行事がありました。


まだ文字が書けない年齢なので


先生が各園児に願い事を聞いて

短冊に書いて、それを笹に飾る、

ということをしました。


そのとき、ほとんどの園児さんは


「○○になりたい」

「○○ができるようになりたい」

などを明るく言っていたみたいですが


娘は固まってしまったみたいです。アセアセ


でも、言わないといけないので

他の子の言っている内容を聞いて


先生に怒られたりばかにされないよう

足並みを合わせて


「キティちゃんになりたい」

と言って七夕に書いてもらいました。



後日、持ち帰ってきた

娘の短冊を見て、


私は「この子も子供らしいこと言うんだ」と

思ったのですが、

そのあとで娘と話して、違っていること(先ほどのこと)が判明。ガーン



幼稚園の先生に娘は入園時初期に

「なんで女の子なのに青色が好きと言うの?

おかしいでしょ!

そんなんだと、みんなに笑われるよ!」

とか散々言われて、


でも、

先生が何を望んでいるかわからないので、


七夕のときでも

めちゃくちゃ緊張したみたいです。


本当の願いは

「幼稚園を休めますように」

だったので、それを言うわけにいかず、

は幼児の娘でもわかってました。


他の子の意見を聞いてたら

「仮面ライダーになりたい!」

「プリキュアになりたい!」などの

実在しないキャラクターになりたいと

言っている子が多かったそうで



娘は


「女の子は女の子らしくないと!」の

価値観の先生が喜ぶことをひねり出したし



「女の子が好きなもので、自分も好きなもので、先生が馬鹿にしないもの」

というのを幼児なりに考えて出したのが

「キティちゃん」だったそうです。




娘は持ち帰ってきた短冊を見せて

「私はキティが好き。

でもキティちゃんに

なりたいわけじゃない。

私は私以外のものになれないのにね。」

という内容を、悲しい目をしながら

言っていたのが、今でも印象に

残ってます。(娘が言った言葉は、

もう少し拙く幼い言葉です。)



娘は子供らしい子供ではなくて


2歳のときに

アンパンマンが好きなったので

アンパンマンショーや

アンパンマンミュージアムに

よく連れていきました。


着ぐるみのアンパンマンを見て

他の子供が大はしゃぎする中、


娘は喜ぶものの


「中には人間が入ってるので

本物のアンパンマンじゃないのにね。」

と言い出してギョッとしました。


誰もそのことは言ってないので

娘が導きだしたことでしょう。


理由を聞いてみたら

「アニメの絵でいつも動いてるから、

絵のアンパンマンが、実際の場所に

いるのはおかしい。

じゃあ、なぜ実際、ここにいるか?と

なると、人間がぬいぐるみの中に入ってる

としか思えない」

ということを言ってました。

(実際の言葉は、もっと拙く幼い言葉です。)



そのときは

「私も小さいときにそう思ってたから、

実は他の子も思っているけど

親が喜ぶように演技しているだけだろう」

と小さいときから思ったので

娘の発言について、あまり気にしてなかった

のですが、



今から考えると


娘って小さいころから

同年代の子が純粋に楽しめることを

疑問で頭がいっぱいいっぱいになり

楽しめなくて辛かったんだろうな

と思いました。ショボーン


今は同年代の子も

架空のキャラに自分はなれないこと、

着ぐるみの中身は人間であることは

わかっているでしょう。


でも、

結局、今、娘と同年代の子が楽しむことは

娘は喜ぶものの疑問に思って

それで頭が占めてしまって、

を今でも繰り返しているんだろうな、と。


たぶん、中学生くらいになると


楽しむものが個人個人違ってきますので


娘の疑問パニックも減ってくるかな?と

思います。


また娘と同じような悩みを持っている

同い年の子もいるのでしょうが

そういう子は集団では黙っているでしょうし、

娘も人前では黙っているので

お互い気がつかないんでしょうし。


魚しっぽ魚からだ魚からだ魚からだ魚からだ魚からだ魚からだ魚からだ魚からだ魚からだ魚からだ魚あたま

そんなやんかで

七夕についての、大きな事件の思い出は

ないんですが、

ふと思い出したので書いてみました。