おこんばんは〜デレデレ


子だくさんママ美容師です✂︎



今日はフランスに行った時の話をしようと思う。



前回数度に分けて、元姑といったフランスの話をしていたけど、最終回書いていないのを忘れていた。笑




お許しあれ!



どうしてこういう経路になったか

前回の投稿を載せておくので興味のある人はぜひ見てみてね!













そうそう、私、フランス研修行ったのよ。元姑と。



そこでクレジットカード落として、残金3000円しかなくなった。



もともと現金は日本円で言うと、約30,000円ほどのユーロを持って行っていた。



あまり両替すると、手数料がかかるから、ほぼクレジットカードを使う予定だった。



ところが現地に行くとユーロを使うのが楽しくて、姑の持っている現金もほとんど使ってしまっていた。



だけど、クレカがあるので安心しきっていた。






なんと、そのクレカを落としてしまったのだ!!





とっさに、姑のクレカを借りたら、ピンコードがわからん(暗証番号)とか言い出して、全く使い物にならんかった。






そう姑が海外旅行に行く時は、ほぼ現金派の人間であり、クレカを使うときにサインをすれば使えると古い考えだった。








今、この時代、海外でサインで通るとこなんてねーよ!


と心の中で思ったけど、もうしゃーない。



若干。。絶望的だった。






あと3日ほどフランス滞在残っている。





2人の残高を合わせても5000円位しかない。






、昼と夜のご飯代があったり、空港までの電車だってある。アポを取った。美容室にだって行かなきゃいけない。



やばいと思った。




残りの3日、2人での滞在費。全然足りん。






海外あるあるかもしれないけど、フランスに着いたときに、よくお金頂戴なんて、寄付金を求める人に声をかけられていた。






声をかけられなくても、道路で小さなお椀を目の前に置いて、段ボールに募金を求める理由を書いて、

座ってる人がたくさんいる。









それを見て、これをやればいいんだと思いついた!





通訳アプリをダウンロードしていたから、アプリを使ってガンガン募金活動をした。





私、フランスが大好きで日本から来たの、だけどセーヌ川付近でカードを落としてしまって困っているの。これじゃぁ日本に帰れないから、助けて欲しいの。

空港までの交通費がないの。




メトロ線乗り場でめちゃくちゃ募金活動した。笑





一回で5ユーロくれる人もいた。




もちろん、(ノン!)なんて言って冷たい態度を取られたりもする。




だけど、これが意外とくれるのだ。






お金をもらいながら私は思った。




本当に困っているなら、500円や1000円あげたって構わない。


日本人はとにかくお金を使うことを嫌う。





入ってくるお金には感謝もせず出て行くお金ばかりにフォーカスしている。





そんなことを感じた。




本当に困っているなら、本当に苦しいのなら少し位あげたっていいよね。





フランス人の心の豊かさを感じた。




日本人みたいに、恩着せがましくないから、別にお金をもらったからと言って、その人の住所を聞くわけでもない。お礼を返すわけでもない。




自分ができるときにできる分だけやってあげればいいと言うスタンスが私の心に響いた。





そう考えると、日本の半返しなんて何の意味もないと思った。




やった人とやられた人がやりあっても、そこだけの関係でやりあっても、幸せのバトンは世の中に回らない。




もちろん助けてもらった人に(頂いた人に)返せる余裕があればいいけれど、自分のことで精一杯になって苦しい時だってある。返したいけど、返せない時だってある。




だったら、自分が助けてもらった経験を生かし、やってあげれる時に、やってあげれる分だけ手を貸してあげたらいいと思う。見返りを求めずに。。





それは特定の人にこだわる必要は無い。




そうやって循環していくんだ。




フランスの募金活動でそんなことを考えさせられた。





結局、二日間の募金活動で集めたお金は7000円弱になった。




フランス研修は美容師の勉強で行った目的だったけど、そんなことよりはるかに素晴らしいことを学んだ気がした。




そして日本に帰ってきて、元姑を送り届けた後に元姑から電話が鳴った。




ちいちゃん⁉️

あったの‼️




何が⁉️




ユーロが‼️

スーツケースの分かりづらいところに私入れておいてたの忘れてた。




と。。。






その時、初めて姑に殺意を感じた。








では、またね!!