こんにちは。
家庭内バイリンガル教育を
応援するモス幸子です。
今回は、乳幼児期から
英語を話していたわけではない
ノンバイリンガルな
大学生達のお話しです。
授業でInterrogatives(疑問文)についての
レッスンがあるのですが、
この疑問文への答え方が、
母国語として英語を話さない人には
なかなか難しいんだな、と
改めて気付かされました。
疑問文と言っても、
本当に色々な種類の文があります。
よく日本人が混乱するのが
tag questionと言われる、
付加疑問文への答え方です。
例えば、
“You don’t like vegetables, do you?”
（お野菜好きじゃないでしょ？）
という質問の場合、
日本語だと「うん、好きじゃない」
と言いますよね。
それをそのまま”Yes”と言ってしまうと、
Yes＝肯定なので、
好きということになってしまいます。
否定で聞かれたとしても、
好きならYes、嫌いならNoになることを
覚えておかないと
誤解を招いてしまいます。
好き嫌いの質問でなくても、
”Yes, I don’t’.”
なんて答えはないので、
tag questionも普通の疑問文と同じで
肯定ならYes、否定ならNoで
答えなければならないのですが、
これがネイティブレベルでないと
瞬時に応答するのがなかなか難しいようです。
他にも、
”Do you mind〜?”
の質問も誤解しやすい質問形式です。
「〜してもいい？」と
許可を求める疑問文なのですが、
mindは「気にする」という意味の
動詞なので、実際は
「〜するの気にしますか（＝〜してくれますか）？」
という意味の質問になり、
これを”Yes”で答えると
”Yes, I do mind”
（はい、気にします/気になります）
とお断りすることになります。
いいですよ、と言いたい場合は
”No”
(I don’t mind、気になりませんよ)
になりますので、
これまた日本人としては
混乱しそうですが、
小さい頃から
慣れておきたいくらい
基本の疑問文になります。
大学生になってからでは
なかなか習得しづらくなりますので、
反射神経を鍛えるような感じで
親子でtag questionを毎日取り入れてみると、
考えなくても自然に答えられるようになり
後から楽かもしれません！
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