ハイタイ!
沖縄名護教室講師 金城日菜です。
東京都と沖縄県で教職に就いていた私ですが
沖縄の子ども達と東京の子ども達には
大きな違いがあります。
それは、語彙力。
子ども達、
言葉足らずで可愛いところは確かにあります。笑
しかし、現実問題、仕事や大学等で県外に出ていく
沖縄県民の課題の一つが「言葉」なのだそうです。
沖縄出身の友人がみんな口を揃えて
話していました。
ではなぜ、語彙力が少なく育ってしまうのか?
私が考える大きな要因の一つは
「わからん」という言葉です。
沖縄に住むと
よくわかるのですが、
沖縄の多くのみなさんは合言葉のように
「わからん」をよく口にします。
子どもがよく口にする、
ということは?
そう、大人も本当によく口にするのです。
沖縄の人の特徴として
明るく楽しくよく冗談を言う人が
多いのですが、
「わからん」もその冗談の一つとして
使われる傾向があります。
これはこれでいいとも思うのです。でも、
この言葉は実に便利な言葉で、
考えることをしなくて済むのです。
なので、「わからん」をきまり文句に
してしまうと、気が付いたころには
思考しない癖がついてしまっているんですね。
本当にわからないのではなく
考えるのが面倒になってくる。
そうすると、言葉の意味を調べることも
しなくなるし、わからないことを知る
楽しみも減ってくる、
「わからん」ままでOKになってしまう。
結果、語彙力の低下につながっているのでは?
そしてこれは、沖縄だけに限りません。
子どもたちの質問に対して、
真剣に考えて答える努力をしていますか?
家事をしながら毎回聞き流していませんか?
それ、「わからん」と言っていることと
同じですよ~~
人は一日に6万回思考するといわれています。
その質をあげるために必要な手立ては
たくさんあるものです。
CEOキッズビジネスプログラムは
子どもだけでなく、大人も自分で思考することが
半強制的(笑)に求められます。
自分で思考し創造できる人が
世界に求められています。
どんな環境に身を置くか。
思考の癖を変えるのに、
身を置く環境を変えることは
非常に有効な手段です。