頑張れ!コンサルタント

逆風こそ、変革の好機。

事業を元気にする組織概念、人の心を動かす戦略 …

アメリカ流の後追いではない、独自の経営スタイルを編み出せ。


三枝匡 × 伊丹敬之(著)  「日本の経営」を創る より


「日本の経営」を創る/三枝 匡
¥1,995
Amazon.co.jp

Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

新入社員へのメッセージ



昨日3/30(月)の日経新聞夕刊のコラム「あすへの話題」から、



この時期にはうってつけのメッセージが書き記されていました。



全文掲載させていただきます。



明日から、新しく社会人になる新入社員だけではなく、



新たな気持ちで何かに取り組まれる皆様全員に、ぜひお読みいただければ、と思っています。



既に読まれている人も多いかと思いますが、何度読んでも心に染みます。




□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■




新入社員へのメッセージ




新入社員を迎える季節になってきた。年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず。

当行では、今年もまた300名ほどの新しい行員を迎える。


頭取になった当初は、入行式の訓示をいろいろと工夫していたが、

ある年、入行後のしばらくたっての研修会で、入行式の訓示について聞いてみると、

その中身など誰も覚えている者がいなかったのでがっかりしたものである。


最近は、一計を案じて一枚の紙に四つの言葉を書いて全員に配ることにしている。



一、「親思う心にまさる親心、けふの音づれ何ときくらん」、


  吉田松陰 辞世の句である。

  最近、感謝する気持ち、ありがとうと言う感謝の言葉が薄らいでいるように感じることが多い。

  また、卒業式で「仰げば尊し」はあまり歌われなくなったそうであるが、

  先生、両親、世間の多くの人々に、社会人になるまで育ててもらった感謝の気持ちを

  持ち続けてほしい。親心の大きさを思い、千世に対する感謝の気持ちを持ち続けてほしい。



一、「志あるところに道あり」、


  文字どおり、大きな志をもって仕事に取り組んでほしいという意味である。



一、「天網恢恢(かいかい)にして漏らさず」、


  この 老子 の言葉は、コンプライアンスが厳しく求められる今日、

  社会人としての自分を律していくのに大変的確な言葉である。



一、「一隅を照らす」、


  伝教大師 最澄 の言葉である。

  与えられた仕事をできるだけ早く習得して周囲から認められ、

  そのポジションで輝いてほしいという願いである。



この四つの言葉は「支店長心得」にも記しているが、

職場や社会の規律を短い言葉で表すことは大変有効である。




                       京都銀行頭取  柏原 康夫




□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■







Personal Produce, Self Produce



ちょうど年度末でもあるし、自分の身の回りをきちんと整理整頓して、



次の年度に向けて、新たな気持ちで取り組んでいきたい !!!



そんなことを考える機会が多いのですが、・・・



このブログの方向性や取り組みも、少なからず見直していこうと思っています。






一番の変化点は、・・・



独立&起業の考え方を凍結させて、とにかく今の所属組織をより良くする !!!



言うなれば、「スーパーサラリーマン型のコンサルタントになってやろう !!!」 ということです。



早いもので、現在の組織に所属するようになって、早6年が経とうとしてます。



いろんな思いが入り乱れながらも、粛々と、時にはガツガツと仕事を進めていくうちに、



意外や意外、・・・ とっても 「愛する」 気持ちが芽生えてきたんですよね。



苦しくも厳しい経営環境に立たされている、今の組織や会社を何とか立て直しながら、



外向けの仕事にも従事していきたい、・・・ そう思うようになったのです。






実は、来月4月1日から、正式なマネジメント職に就任することが決まっているので、



これまで以上に責任の重さを感じなくてはいけない身分ですし、



さらには、抱える仕事のボリュームやマルチ性、そして、迅速な優先順位の付け方など、



一段と厳しく要求されるポジションに就くことになったわけです。



私は、決してこのポジションに安住しようなどとは思っていないのですが、少なくとも、



課される責任や期待には、それ以上の成果で応えたい !!! (いや、大幅に超えてやる !!!)



という心意気が、私の心根に深く浸透しているらしく、



それがいつの間にか、新たな愛社精神へ とつながっていたようです。






それに伴って、独立&起業を現時点で事細かく考えるのではなく、・・・



如何にして、幅広い人脈を形成しながら、最高のアウトプットを創出していくか、



そのポイントに焦点を当てて、これからは仕事に取り組んでいこう !!!



そう思っています。






その一方で、・・・



組織の中で業務に従事しながらも、自分のカラーを創り出していきたい とも思ってます。



その自己主張、自己表現の一環として、



やはり、このブログを活用していこうと思ってます。



どのような形でメッセージを発信していくのか、



どういったスタンスで読者の方々と今後、接していこうと考えるのか、



小出しにしながら、皆さんにお伝えしていきたいと思っています。



これは、自己プロデュースですね !!! Personal Produce !!!






4月からは、そんなことを強く意識しながら、書き記していきたいと思ってます。



この方針に従って、過去記事も整理整頓していきたいとも考えてます。



乞うご期待 !!!







IT投資の低迷



この経済環境、企業の経営環境では、



投資に対する積極性が削がれているようです。



とりわけ、ITに対する投資は真っ先に凍結されるのが、常です。



昨年のリーマンショック以降、その傾向は非常に強く、



FY09の投資計画は、前年度比で大幅な減少が強いられています。



そうなってくると、我々のような職種は、「仕事あがったり」の状態になります。






ですから、大きな受注を目論むのは危険なので、



小さくても、より確実性の高いと思われる案件にエネルギーを集中していきます。



その結果、今年に入って、私は、・・・



毎月のように提案書を書いては、プレゼンをしていた気がします。



通常、ある程度の期間でのパファーマンスを提示し、ゴールを設定すれば、



細切れのような受注は、これまでにはあまりなかったのですが、



企業の経営環境というのは恐ろしいもので、



仕事に対するスタンスをも変えなければいけないほど、悪化しているようです。






社内的にも、暗にリストラが蔓延っているようです。



簡単に言ってしまえば、・・・



「稼げない奴、パフォーマンスを出せない奴はいらない !!!」



これが率直な感覚ですね。



組織的にも、人事的にも、来月4月1日付けで抜本改革がなされる企業が多いでしょう。



私が所属する組織も、その例に漏れることはありません。



私自身が戦々恐々とすることは全くないのですが、



むしろ、そういう気持ちを持っているメンバーを、



如何にして落ち着かせて、平常通りの仕事ができるような環境づくりをするのか、



それが、私に課せられた大きな課題になりました。



一人でやるよりも、二人三人でやる。



個人プレーで乗り切るのではなく、チームプレーでお互いをカバーし合う。



もちろん、個人に課せられた責任や役割は、きちんと全うしていただきます。



その上で、補完し合うマインドを大切にしていきたいと、私は考えています。







1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>