今日は、先週訪ねたハント農場のとうもろこしの収穫を説明します。
農家はとうもろこしの水分が25%位に下がると収穫を始めます。
コンバインにとうもろこし用のヘッドを付け、畑に突入!
今のコンバインはハイテクで、一旦畑で収穫を始めれば後は手放しでOKです。
コンバインは回転ドラムとメッシュを使ってとうもろこしの粒だけを選り分け、とうもろこしの粒はコンバインの運転席の後ろにあるタンクに貯め、茎や葉はコンバインの後ろから排出されます。
動画に映っているコンバインのタンクは10トン以上のとうもろこしを貯められますが、今年は収量が高いのであっという間にタンクが一杯になります。
コンバインのタンクが一杯に近づくと運転席でブザーが鳴ります。
無線でワゴンと呼ばれる運搬車を呼び、並走するワゴンにオーガーでとうもろこしを積み出します。
この間も収穫は続きます。
コンバインと並走するワゴン
とうもろこしでいっぱいになったワゴンは畑の端で待っているトラックの所に行ってとうもろこしを下ろし、空になるとコンバインの脇に戻りとうもろこしを受け取る作業を繰り返し、コンバインは休まず収穫を続けます。
コンバインからとうもろこしを受け取ったワゴンを牽くトラクター
畑を踏み固めないように、どちらもタイヤではなくキャタピラです。
セミアイトラックに積み替え
トラックがとうもろこしで一杯になると、とうもろこしの水分を下げるために農場の乾燥機に向かいます。 その時には代わりのトラックが来ています。
コンバインの仕組み(UKのディーラーの動画ですが)
長靴下のろっぷ