今年、来年と農家は不採算になるとの話をよく見かけますが、イリノイ大学がその説明をしていました。

2023、2024年は過去最低レベルの不採算になるとの見込みです。

資材価格の値上がりが収まらない中、とうもろこし、大豆価格が下がっているのが原因です。

 

下の図はイリノイ大学のレポートでとうもろこしと大豆を50%ずつ作る農家の採算の表です。今年はエーカー93ドル、来年は129ドル赤字の予想です。

高収量、借地の畑ベースなのでこれより悪いケースも十分あり得ます。

 

多くの農家は、こうした変動を想定しているので持ち堪えるでしょうが、農機や土地に投資しすぎた農家は淘汰される事になるでしょう。

 

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2024年12月とうもろこしのチャート

長靴下のろっぷ