2023年の全米平均農地価格は1エーカー4080ドル。
20年で約4倍に上がりました。 中西部では1万ドルを超えます。
共和党エコノミストのニュートンさんが載せた金利と農地価格の上昇率を並べた図。
Today's #agriculture credit conditions update showed that #farmland values remain firm, +5.5% YoY for non-irrigated ground, in the face of rapid increases in interest rates and a softening in the #farm economy 👇👇 pic.twitter.com/WcwfwMNLWq
— John Newton (@New10_AgEcon) November 16, 2023
低金利が農地価格が上がる条件の一つであることが分かります。
農地価格に影響するもう一つの条件は、穀物価格。
今は、穀物価格が低迷し、金利も高いので農地価格は下がる筈です。
日本の農地価格は低金利でも28年連続で下がり、水田は30年で半額です。
価格を1エーカー当たりに換算すると水田で2万9千ドル。畑は2万ドル。
実勢はもっと低いかもしれません。
もう、中西部の生産性の高い畑の値段と比べられるレベルです。
農地価格が下がった理由は、需要が無い、後継者がいない等。
沢山作らないよう、収量を上げないように国が指導し、変化を先送りした結果でしょうか。
図は、全国農業会議所 令和4年田畑売買価格等に関する調査結果(要旨)より