植物の成長には窒素が必須で、世界では大量の窒素肥料が使われています。
しかし窒素肥料は天然ガスから作られるため環境負荷が高く、余剰窒素は強力な温暖化ガス、亜酸化窒素を発生させます。
今月、理研の研究グループは海洋細菌から窒素肥料を作る研究を発表しました。
海洋性の紅色光合成細菌を粉砕、乾燥したものは11%もの窒素を含み、大量に施肥しても作物に障害が出ないと言う内容です。
肥料を輸入に頼り、海に囲まれた日本にはうってつけの選択肢かも知れません。
こうした地道な研究のお陰で世界はより良くなってきます。
理研のページへのリンク
https://www.riken.jp/press/2024/20240611_1/index.html
日本の肥料輸入
長靴下のろっぷ