米国では外食産業やスーパーがケージフリー卵への切替を宣言した期限が近づいています。 

ケージフリーを定めた州法も来年に掛け新たに5州で施行されます。 

来年の1月までにこうした公約の多くが期限を迎えます。

 

そうしたケージフリー卵の需要を満たすためには全米の鶏、3億2,230万羽(2023/11/1時点)の約6割がケージフリーでの飼育になる必要があります。

 

鶏卵生産者の予想は2025年時点のケージフリー化率は46%で、6割とは、ずれがありますが、ケージフリー卵の供給不足が起こることは無いと予想しています。

小売りなどでの切替が予定通りに進まないと見ているのでしょう。

 

生産者は2030年にケージフリーが58%に達すると考えています。

現実的な数字だと思います。

 

予定より遅れているとは言え、既に米国の半分近くの鶏がケージで飼いではありません。 米国は、始まると何でも早い。

 

日本が進めようとしている、エンリッチドケージ(広めで仕切りが少ないケージ)の割合はゼロの予想。 

エンリッチドケージは消費者に理解されないと考えているのでしょう。

 

ケージフリー化率が数%の日本は、どうなるでしょう?

 

 

こちらのリンクに細かい情報が出ています。

(英文ですが、ブラウザーがクロームなら閲覧モードで日本語化できます)

長靴下のろっぷ