業界ニュースに穀物などの成分や栄養を調べる機械が出ていました。

フーリエ変換近赤外分析計(FT-NIR)という機械で試料に近赤外線を当て反射スペクトルを解析して成分を表示します。

今では手持ちサイズになり、読み取りはスマホです。

 

とうもろこしなどの試料に当てるだけで、水分、蛋白、澱粉、繊維、NDF(反芻動物に必要な消化に時間が掛かる繊維質)脂質、灰分などが分析できます。

 

こうした分析を使えば、船や産地ごとに穀物の成分が変化しても配合をその場で調整して均一な栄養を持った飼料が作れます。

 

こうしたリアルタイム飼料配合は海外の飼料工場で使われますが、日本では表示の縛りや設備更新が無い事もあり使われていないようです。 

 

長靴下のろっぷ