最近、分子生物学に詳しい米国人専門家がゲノム編集の動向について話すのを聞きました。

 

以下は、農業分野での展開予想です。 (その専門家の個人的な見解です。) 

  • 近い将来、従来の遺伝子組み換え品種は、ゲノム編集によるものに置き換えられる。
  • ゲノム編集で作られた品種は、遺伝子組み換えのように一般作物ではなく、差別化品種の分野から展開される。
  • 最初に商品化される可能性が高いのはワクシー種のとうもろこしで、あと数年で商品化される。 その他にも開発が進んでいるものがある。   
  • 現在、承認待ちの品種は230種程ある。

最近のニュースで、中国の大学がとうもろこしの収量に影響する遺伝子を特定したなんて記事が出ていました。 ゲノム編集技術によって作られた品種が遺伝子組み換え品種に取って代わる事は想像できましたが、そのスピードは、非常に速そうです。 

ゲノム編集は、巨額の開発費が必要だった遺伝子組み換えと違って、中小の研究所でも開発可能なのでニッチ商品が出やすいのかもしれません。

 

過去のワクシー関連の記事へのリンク

https://ameblo.jp/centurycorn/entry-12403078559.html

 

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