今日はセンチュリーコーンの生産地を紹介します。

先ず、アメリカのどこでとうもろこしが作られているか、下の図をご覧ください。

緑色の地域が主な生産地帯で、数字は、各州が全米のとうもろこしの何%を作っているかを示しています。

センチュリーコーンが作られているイリノイ州は、とうもろこし生産地帯のほぼ真ん中に位置し、生産量はアイオワ州に次いで2番目に大きい州です。

センチュリーコーンがイリノイ州で作られている主な理由は3つあります。

 

-  虫の害が比較的少なく、Non-GMOとうもろこしの生育に適し、品質も良い。

-  日本に一年を通してとうもろこしを出荷出来る。

-  日本向けのプログラムに賛同してくれる農家が多い。

 

トウモロコシ生産地帯の西部は、虫による被害が多く、遺伝子組み換えのトウモロコシが真っ先に普及したところです。 害虫被害の多い地域で非遺伝子組み換えのとうもろこしを育てるのは無理があります。

もう一つ、年間を通じて日本にとうもろこしを出荷できることも重要なポイントです。

アメリカでは、3億7千万トンものとうもろこしが生産されていますが、日本に輸出されるとうもろこしはその3%強。その多くが、はしけが航行できるアメリカの3つの川、イリノイ、オハイオ、ミシシッピー河の周囲100キロほどの地域から集められます。

なぜなら、トラックや貨車での輸送に比べて、はしけと川を使う輸送はコストが安いからです。

(穀物が積まれた艀繋がって川を下る動画)

 

https://www.youtube.com/watch?v=r3MkKCOC318

 

ミシシッピー河はアメリカ最大の河ですが、冬にはセントルイス(コーン生産地帯の南端)から北側が凍って通行できません。オハイオ川は冬でも凍りませんが、気温が上がる夏までトウモロコシを保管することを農家が嫌う傾向があります。 

イリノイ川は、ミシシッピー河にセントルイスで合流しますが、年間を通じてはしけの通行が可能で輸出に適しています。 又、輸出の重要性を理解する農家も多いです。 

これらの事情で、センチュリーコーンはイリノイ川の下流、ハバナ、ベアーズタウン、フローレンス、メレドーシアで作られるようになりました。

イラストで緑の枠に囲まれた地帯が生産地です。

次回は、農家をご紹介します。

(イラスト)

 

長靴下のロップ