うらほろスタイル推進地域協議会 近江正隆 さんと

岐阜県立可児高校教諭 浦崎太郎 さん


の講演を聞きに行きました。




内容は

「持続可能なまちづくり勉強会」

参加されている方のほとんどの方は、教育関係者や市町村のまちづくり関係者だったのですが、招待されたので、全然関係の無い私も参加させて頂きました。よかったのかしら?(^_^;)

でも、参加してよかったと思いました。

最初の近江さんの紹介のVTRで、うるうるきてしまいました。

きっとどんな人も、人生のある時期に、人のあたたかさに触れることがあります。

そして、尊大な自然を前にしていかに私たち人間が無力であるか思い知る日が来ます。

それは、順風満帆な時ではなく、挫折や苦境、危険な目にあった時に感じるものだと思います。

その時に、いかに私たちが地域の人々、家族、みんなに助けられていたのかに気が付くのだと思います。

そして、 「人はひとりでは生きられない!」

それに気が付いた近江さんが始めたことが、

地域、自然の大切さを子供たちに教えることでした。

私もその気持ちに共感するところがあり、すごく胸に響きました。

十勝は食糧自給率1000%以上で、農業、漁業、酪農すべてそろっている珍しい地域です。

しかしながら、地元で育ったこどもたち、大人もそうですが、当たり前すぎてそのすごさ、ありがたさがわからないのです。

私もそうでした。

だからこそ、近江さんは浦幌という小さな町で子供たちが自分たちの地域への愛着を育む事業を一生懸命にされていらっしゃいます。

そして、同じような活動を岐阜県の教育現場で実際にされている先生が、浦崎先生です。

子ども達にとって地域に貢献し、役に立つことを体感することが、その後の人生に大きな影響を与えるということを教えてくれました。

浦崎先生の印象に残った言葉は

「子どもは表現力が乏しいのではない、表現をしたくなるような体験が乏しいのだ!」


地域の役に立つことを体に感じた子供は荒れないし、落ち着いてくるそうです。
そして、進学した後の勉強へのモチベーションにもつながってくるそうです。

大人もそうですが、子どももみんな誰かの役に立ちたいのだと思います。

実際に子ども達のエネルギーは大人のエネルギーの何十倍もあるように感じます。
そのエネルギーを地域の役に立つ方向に向けてあげれば、きっと素晴らしい結果が出るのでしょう。

最後のディスカッションで、何人もの教育関係者の方々の子供たちへの真剣な取り組みをお聞きして、こんなに素晴らしい先生が十勝にも沢山いるのだと改めて感じました。

今日は学童に娘を迎えに行くと、そのエネルギーの集大成を見せてくれました。








3人で作ったそうです!

子ども達のエネルギーをクリエイティブな方に導いてくださった学童の先生方にも感謝です。