HELIOS | セントラルミュージックのスタッフブログ

セントラルミュージックのスタッフブログ

松山の端っこで営んでおります楽器好きが集まる楽器店のブログです(^o^)/

 

 

 

ギリシア神話にあまり感心はありませんが

 

HELIOS=ヘリオス=太陽神

 

・・・ということらしいです。

 

 

 

 

      ******

 

 

 

HELIOS 50

 

 

 

      ******

 

 

 

 

スティーブ・ルカサー氏がBogner社のHELIOS 100を使った、

 

というネット情報を見かけるようになりました。

 

 

 

私の好きな初期TOTOサウンドにおけるルカサー氏のナチュラルなギターのドライブサウンド。

 

当時のMarshallアンプを中心に音作りされていたと記憶しています。

 

 

 

 

      ******

 

 

 

 

      ******

 

 

 

 

 

   (ルカサーと時代性)

 

①今でいうオールドマーシャル+チューブスクリーマーっていうオーガニックな音

 

②次第に、EMG+冷蔵庫のようなラック満載のエフェクター群+CAAやリベラのアンプへ

 

③Bognerのエクスタシーアンプ+ギターに搭載するPUもハイインピーダンスのピックアップへ

 

④原点回帰のようなHELIOS+コンパクトエフェクター中心のエフェクター+ハイインピのピックアップ

 

 

流行り廃りもある使用機材の変遷。

 

 

 

 

だんだんと自身の初期サウンドに還っているように思うのは私だけでしょうか。

 

 

 

 

 

 オーガニック=有機的

 

そんなキーワードを感じます。

 

 

 

 

      ******

 

 

 

 

 

 

      ******

 

 

 

 

   (オーガニック)

 

①「生態系」

 

②「健康」

 

③「公正」

 

④「配慮」

 

 

この4項目は、国際的な規模で有機農業推進活動を行っている

 

IFOAM( 国際有機農業運動連盟) が掲げる有機栽培の原則だそうです。

 

もう一度確認してみましょう。

 

 

 

   (オーガニック)

 

①「生態系」

 

=化学農薬や化学肥料を使わずに、水、土、大気を汚染から守る

 

=農薬のようなエフェクターや過剰な信号経路を使わず、弦振動、ギター、アンプを汚染から守る

 

 

②「健康」

 

=添加物をできる限り低減し、化学的な染料や塗料を使用せず、アレルギーのない生活を目指す

 

=過剰なエフェクトを低減し、人工的な効果や増幅を使用せず、アレルギーを起こさない音色を目指す

 

 

③「公正」

 

=自然の動植物を守り、生物の多様性を保全

 

=自然な音作りを守り、鑑賞者の聴覚を保全

 

 

④「配慮」

 

=児童労働の禁止、植民地栽培の排除など、人を大切にする社会を実現

 

=上滑りな音色模倣の禁止、ダイナミクス減退の排除など、未来のプレーヤーを大切にする社会を実現

 

 

 

ええっと~

 

若干私見も混じりましたが(かなりだろっ)

 

世の中全体が”オーガニック”に向かうことによって

 

民族の特殊性を通過した共通の人間性に届く”もの”を生み出せるわけです(ほんとかっ)

 

 

たいへん素晴らしい(表記にふらつきありっ)

 

ベリーとても素晴らしい(日本語っ)

 

オーガニック万歳っ

 

・・・と思っているのは私だけでしょうか。

 

 

近年の一部音楽家に間々見かける過剰なエフェクト。

 

 『エフェクト=効果』

 

この枠を、どのような体勢で受け止めていくのか。

 

既存の枠組みを離れるところに本質的な存在意義を見出す、

 

という姿勢を、上手に音楽活動に取り入れてほしいと思っています。

 

 

それでは今日はこの辺で、おやすみなさい。

 

 

 

 *過去記事参照してください  「オーバードライブ

 

 

 

 

 

 *追記