二週間に習慣にわたる侵入社員研修が実施され、人事部のKさんは、会社全体の仕組みを伝える指導係を担当することになりました。
研修三日目のこと、一人の男性が「会社を辞めたい」とKさんに申し出ました。
理由を尋ねると「私はこの会社の仕事は向いていません」と言うのです。
<仕事の向き不向きが三日でわかるはずがない>とKさんは思いました。
Kさんは新人時代、ただガムシャラに働きました。
今の仕事が<自分に向いている>と感じたのは、二十年のキャリアを積んだ頃からでした。
「私には向かない」という新人の申し出に、助言できることがないかと考えたKさんです。
仕事が「向くか、向かないか」は、現段階で「できる、できない」とは違います。
今の自分に出来ることは何かを考えることが、新人時代には大切なのです。
入社して一年以内で退職する人が増えている昨今ですが、
現在の職に就いた経緯を思い起こし、「まずはやってみよう」という気概を持ちましょう。
目の前の仕事に集中しましょう

衛生は心のおもてなし
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